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2011年5月19日

大阪交響楽団、常任指揮者に寺岡清高氏が就任

 

 大阪交響楽団は、常任指揮者に寺岡清高氏が就任したと発表した。

 寺岡氏は、早稲田大学第一文学部を卒業、桐朋学園大学を経て、ウィーン国立音楽大学等で研鑽を積み、1996年プロコフィエフ国際指揮者コンクール第3位、2000年ミトロプーロス国際指揮者コンクールに優勝。

 ヨーロッパ各国のオーケストラへ客演し、日本では2001年に大阪交響楽団を指揮してデビューした。

 2004年1月、大阪交響楽団正指揮者に就任。同氏の企画・指揮による定期演奏会「ベートーヴェンと世紀末ウィーンの知られざる交響曲1~4」はその意欲的なプログラムと真摯な音楽への取り組みが高く評価された。

 2010年度には2つの新企画、「ブラームス探訪 全3回」、「マーラーの歌曲とベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲 全3回」もスタート。今、最も注目を浴びている指揮者のひとり。

 任期は2011年4月から5年間。常任指揮者就任記念として、2011年11月1日、「第160回定期演奏会」を開催する。

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