2019年11月12日
◆ <史上初の快挙>「アドルフ・サックス国際コンクール」、斉藤健太が第1位、小澤瑠衣が第2位
サクソフォンを発明したアドルフ・サックスの生誕の地ベルギーのディナンで4年に1度開催される「アドルフ・サックス国際コンクール」は、11月9日の最終選考の結果、東京都出身の斉藤健太が第1位に、神奈川県出身の小澤瑠衣が第2位に選ばれた。
日本人が1位に選ばれたのは2002年以来2度目で、1位と2位を占めたのは初の快挙。
サクソフォンを発明したアドルフ・サックスの生誕の地ベルギーのディナンで4年に1度開催される「アドルフ・サックス国際コンクール」は、11月9日の最終選考の結果、東京都出身の斉藤健太が第1位に、神奈川県出身の小澤瑠衣が第2位に選ばれた。
日本人が1位に選ばれたのは2002年以来2度目で、1位と2位を占めたのは初の快挙。
「ジュネーブ国際音楽コンクール」の作曲部門の決勝が11月8日に行われ、大阪音楽大学で助手を務める高木日向子(30歳)が優勝した。
日本人の作曲部門での優勝は、2015年の薮田翔一以来、2回目。
毎年5月に開催される世界最大級の音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)東京2020」は、2020年5月1日(前夜祭)~4日に、東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町エリアを会場に開催される。
2020年のLFJのテーマは、生誕250周年を迎える「ベートーヴェン」。
ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)は、1995年にフランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭。日本では2005年に東京・丸の内で始まって、2020年で15周年を迎えることになる。
ゴールデンウィークの3日間+前夜祭で約327公演が行われる(有料・無料含む)。プログラムの一部は2019年12月に発表される。
第88回「日本音楽コンクール」バイオリン部門本選が10月27日に行われ、東 亮汰が優勝した。
1位 東 亮汰
2位 前田妃奈
3位 河井勇人
入選 東條太河
岩谷賞(聴衆賞) 前田妃奈
第88回「日本音楽コンクール」 ピアノ部門本選が10月26日に行われ、亀井聖矢が優勝した。
◇
1位 亀井聖矢
2位 梅﨑 秀
3位 樽谷公平
入選 永井希望
岩谷賞(聴衆賞) 亀井聖矢
第88回「日本音楽コンクール」声楽部門本選が10月25日に行われ、小堀勇介が優勝した。
◇
1位 小堀勇介
2位 小川栞奈
3位 吉田一貴
入選 小林啓倫
入選 益田早織
入選 奥秋大樹
岩谷賞(聴衆賞) 小川栞奈
第88回「日本音楽コンクール」オーボエ部門本選が10月24日に行われ、山本 楓が優勝した。
◇
1位 山本 楓
2位 上原朋子
3位 沖 響子
岩谷賞(聴衆賞) 上原朋子
第88回「日本音楽コンクール」フルート部門の本選が10月23日に行われ、瀧本実里が優勝した。
◇
1位 瀧本実里
2位 石井希衣
3位 山本 英
入選 知久 翔
入選 内山貴博
岩谷賞(聴衆賞) 山本 英
「日本トスティ歌曲コンクール2019」(主催:日本トスティ協会)の最終審査が秋篠音楽堂(奈良市)で10月14日行われ、テノールの濱松 孝行が第1位を獲得した。
◇
<入賞>
1位 濱松 孝行 (テノール)
2位 吉田 一貴 (テノール)
3位 濱田 翔 (テノール)
4位 井上 大聞 (バリトン)
5位 喜納 響 (テノール)
6位 片山 美穂 (ソプラノ)
<部門賞>
◇トスティ・ソーニョ賞 浜田 侑里 (ソプラノ)
◇トスティ・国際交流賞 李 裕璃 (ソプラノ)
◇トスティ・ベルカント賞 喜納 響 (テノール)
◇トスティ・特別賞 井上 大聞 (バリトン)
◇トスティ・日本歌曲賞 (日本歌曲部門) 濱松 孝行 (テノール)
<ISTITUTO NAZIONALE TOSTIANO賞>
濱松 孝行(テノール)
<特別賞>
◇イタリア総領事賞 濱松 孝行(テノール)
◇奈良県知事賞 濱松 孝行(テノール)
◇奈良市長賞 濱松 孝行(テノール)
◇SI奈良-まほろばソロプチミスト賞 谷本 綾香(メゾソプラノ)、片山 美穂(ソプラノ)
◇読売新聞社賞 濱松 孝行(テノール)
◇奈良新聞社賞 濱松 孝行(テノール)
◇聴衆賞 吉田 一貴(テノール)
バイロイト音楽祭は、2020年のワーグナー:「ニーベルングの指環」4部作(演出:ヴァレンティン・シュヴァルツ)の指揮がフィンランド出身のピエタリ・インキネン(日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)が務めると発表した。
プラハ交響楽団の日本公演等で、日本の音楽ファンに馴染みの深いインキネンは、ワーグナーにはこれまでも精力的に取り組んでおり、国内では日本フィルと2013年に「ワルキューレ第1幕」でバイロイトの歌手陣とともに演奏会形式ではじめてワーグナーを演奏、首席指揮者就任披露演奏会では「ジークフリート」「神々の黄昏」を抜粋で、「ラインの黄金」(2017年)の全曲演奏を演奏会形式で行った。
インキネンは、2017年より、ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。また、日本フィルハーモニー交響楽団においては、7年間、首席客演指揮者として活躍した後、2016―17年シーズンより首席指揮者に就任。2015年~2017年プラハ交響楽団の首席指揮者を務めた。2008年から2016年には、ニュージーランド交響楽団の音楽監督を務め、現在では同楽団の名誉指揮者となっている。