2019年8月23日
◆第17回「東京音楽コンクール」木管部門、瀧本実里(フルート)が優勝
第17回「東京音楽コンクール」木管部門の本選が8月22日に行われ、入賞者が次の通り発表された。
◇
<第17回「東京音楽コンクール」木管部門 本選結果>
第1位:瀧本実里(フルート)
第2位:八木瑛子(フルート)
第3位:亀居優斗(クラリネット)
入選:佐藤京香(オーボエ)
清水 伶(フルート)
聴衆賞:亀居優斗(クラリネット)
第17回「東京音楽コンクール」木管部門の本選が8月22日に行われ、入賞者が次の通り発表された。
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<第17回「東京音楽コンクール」木管部門 本選結果>
第1位:瀧本実里(フルート)
第2位:八木瑛子(フルート)
第3位:亀居優斗(クラリネット)
入選:佐藤京香(オーボエ)
清水 伶(フルート)
聴衆賞:亀居優斗(クラリネット)
第23回「松方ホール音楽賞」(主催:神戸新聞社)が8月5日~9日開催され、入賞者が発表された。
松方ホール音楽賞は、クラシック音楽に情熱を燃やす若い音楽家の活動を顕彰し、将来、文化の架け橋として活躍することを望んで創設された。
<ヴァイオリン部門>
松方ホール音楽賞:該当者なし
奨励賞:芝内もゆる
前田妃奈
<ピアノ部門>
松方ホール音楽賞:小澤 美玲
奨励賞:荒石果穂
秋山紗穂
<声楽部門>
松方ホール音楽賞:増田貴寛
<金管楽器部門>
松方ホール音楽賞:小池未悠
奨励賞:山崎浩司
小林千佳
第55回「日伊声楽コンコルソ2019」が7月18日、東京文化会館小ホールにおいて本選が行なわれ、以下の結果が発表された。 1位~3位入賞者の披露演奏会を兼ねた特別コンサートを 11月24日(日)2時開演 よみうり大手町ホールで開催する。
【第55回日伊声楽コンコルソ入賞者】
第1位 テノール 井藤 航太
第2位 ソプラノ 山中 さゆり
第3位 ソプラノ 水野 友貴
歌曲賞 山中 さゆり
五十嵐喜芳賞 井藤 航太
【第55回日伊声楽コンコルソ入選者(本選での歌唱順)】
バリトン 井出 壮史朗
ソプラノ イ・スンジェ
バスバリトン 後藤 春馬
ソプラノ 山中 さゆり
ソプラノ 江水 妙子
テノール 井藤 航太
ソプラノ 水野 友貴
第27回(2019年度)「渡邉曉雄音楽基金 音楽賞・特別賞」受賞者が次の通り発表された。
◆音楽賞:該当者なし
◆特別賞:本名徹次(指揮者)
山田正幸(「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭」総合プロデューサー)
◇
本名徹次(指揮者)は、ベトナム国立交響楽団音楽監督・首席指揮者。2013年秋には日越外交関係樹立40周年を記念して同団との日本ツアーを行い好評を博した。2014年秋には、モスクワ音楽院チャイコフスキー記念大ホール等で初めて公演を行った。東京国際音楽コンクール最高位、トスカニーニ国際指揮者コンクール第2位、ブダペスト国際指揮者コンクール優勝。これまでにミラノ・スカラ座管、ヴェルディ響、プラハ放送響、フィルハーモニア管等数多くのオーケストラを指揮、またベトナム国立響とは2010年ハノイ遷都1000年祭を記念し、マーラー交響曲第8番「千人の交響曲」を指揮、2011年には同団初のアメリカ公演、13年にはイタリア公演を成功に導いた。2012年11月には、長年のベトナム音楽界への貢献に対しベトナム政府より文化功労賞を授与された。2018年9月、ベトナム各国友好組織連合会より諸国平和友好記念章を授与される。
山田正幸(「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭」総合プロデューサー)は、1942年 石川県生まれ。金沢大学教育学部卒業後、能登の高校に教諭として19年間勤務。その間、合唱部や吹奏楽部を指導して全国大会に導いたほか、近隣の高校生達で能登青少年吹奏楽団を編成し、スイス(ジュネーブ音楽祭)やアメリカ(ローズパレード)等海外にも遠征。1988年に石川国体局式典課で国体音楽を担当。翌年、作られて間もないオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)事業部長となり、以後、事務局長、GM、常務理事を歴任し、初代音楽監督である故岩城宏之氏と共にOEKの発展に尽力する。2008年から2代目井上道義監督を補佐し「ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭」のチーフ・プロデューサーを務め、現在は新しく発足した北陸を中心とする「風と緑の楽都音楽祭」の総合プロデューサーを務める。
第7回「仙台国際⾳楽コンクール」 ヴァイオリン部⾨のファイナルが6月30日に行われ、審査結果が次のように発表された。
第1位 入賞者なし
第2位 シャノン・リー(アメリカ/カナダ、27歳、クリーヴランド音楽院)
第3位 友滝真由(日本、23歳、ベルリン芸術大学)
第4位 北田千尋(日本、22歳、桐朋学園大学大学院)
第5位 イリアス・ダビッド・モンカド(ドイツ、18歳、ザルツブルク・モーツァルテウム大学予科)
第6位 荒井里桜(日本、20歳、東京藝術大学)
第6位 コー・ドンフィ(韓国、22歳、ソウル国立大学)
聴衆賞 古澤香理(日本、20歳)
シャノン・リー(アメリカ/カナダ、27歳)
アンドレア・オビソ(イタリア、25歳)
モスクワで開かれていた第16回「チャイコフスキー国際コンクール」のピアノ部門で藤田真央(東京音楽大3年)が2位、ヴァイオリン部門で金川真弓(米国籍)が4位に入賞した。
藤田真央は、2016年第20回「浜松国際ピアノアカデミーコンクール」第1位受賞、同年「ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクール」(アメリカ)ジュニア部門第3位 、2017年第27回「クララ・ハスキル国際ピアノコンクール」(スイス)第1位、併せて聴衆賞などの3つの特別賞受賞、日本人では河村尚子以来3人目の優勝。
第49回「JXTG音楽賞(旧・東燃ゼネラル音楽賞)」は、洋楽部門の本賞に尾高忠明(指揮者)、奨励賞に吉井瑞穂(オーボエ)が受賞した。
指揮の尾高忠明は、1947年生まれ。1997年英国エリザベス女王より大英勲章CBEを授与された。さらに1999年には英国エルガー協会より日本人初のエルガー・メダルを授与されている。現在、NHK交響楽団正指揮者。
吉井瑞穂は、鎌倉市出身。東京芸大からカールスルーエ国立音大を首席で卒業。第66回「日本音楽コンクール」優勝。2000年よりマーラー室内管弦楽団の首席オーボエ奏者。現在、ソロ奏者としても活躍している。
第7回「仙台国際⾳楽コンクール」ピアノ部⾨審査結果が次の通り発表された。なお、ヴァイオリン部⾨は、6.15(⼟)〜6.30(⽇)に開催される。
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第1位 チェ・ホンロク(韓国、25歳、ザルツブルク・モーツァルテウム大学)
第2位 バロン・フェンウィク(アメリカ、25歳、マネス音楽院卒業)
第3位 ダリア・パルホーメンコ(ロシア、28歳、ハンブルク音楽演劇大学、フィエーゾレ音楽院)
第4位 佐藤 元洋(日本、26歳、ベルリン芸術大学大学院)
第5位 平間 今日志郎(日本、21歳、パーク大学)
第6位 キム・ジュンヒョン(韓国、21歳、ミュンヘン音楽演劇大学)
審査委員特別賞 ツァイ・ヤンルイ(中国、18歳)
聴衆賞 ダリア・パルホーメンコ(ロシア、28歳)、ハン・キュホ(韓国、25歳)、樋口 一朗(日本、22歳)
日本・ポーランド国交樹立100周年を記念して、「ショパン―200年の肖像」展が2019年10月~2020年9月に全国4か所の美術館で開催される。
会期中は、ショパンが生まれ育ったワルシャワ、活躍したパリの風景や歴史的・文化的背景の解説とともに、自筆譜(2点が日本初公開)、直筆の書簡、肖像画、彫刻、書籍など約250点が展示される。
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名称:「ショパン―200年の肖像」展
会場・期間:兵庫県立美術館 2019年10月12日(土)~12月1日(日)
久留米市立美術館 2020年2月1日(土)~3月22日(日)
練馬区立美術館 2020年4月~6月
静岡市美術館 2020年8月~9月
ベルギー在住のピアニストの宮沢明子が、脳梗塞こうそくのため、アントワープ市内の病院で死去した。享年78歳。
宮沢明子は、神奈川県逗子市出身。桐朋学園大学・エール大学・ジュリアード音楽院にて学ぶ。1963年「ジュネーヴ国際音楽コンクール」で1位なしの2位受賞。1964年「ヴィオッティ国際音楽コンクール」ピアノ部門金賞第1席受賞。
晩年はベルギー在住していた。2018年秋に日本の全国各地でリサイタルを開いたばかりだった。