クラシック音楽 ニュース


2018年6月17日

◆ロシアの名指揮者ゲンナジー・ロジェストベンスキーが死去(享年87歳) 


 ロシアの名指揮者ゲンナジー・ロジェストベンスキーが死去した。享年87歳。

 ゲンナジー・ロジェストベンスキーは、モスクワで生まれ。モスクワ放送交響楽団音楽監督、ボリショイ劇場音楽監督、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、ソヴィエト国立文化省交響楽団首席指揮者、ボリショイ劇場芸術監督、BBC交響楽団首席指揮者、ウィーン交響楽団首席指揮者などをを歴任した。

 1957年にボリショイ・バレエに帯同して初来日、以後度々日本を訪れるようになる。長年ロシア音楽の普及に務めた功績が認められ、2001年秋に勲三等旭日中綬章を受章した。

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2018年6月09日

◆ NHK交響楽団、 初のベトナム公演を9月に開催


 NHKとNHK交響楽団は日本とベトナムの外交関係樹立45周年の佳節を記念して、2018年9月上旬にベトナム公演を行鵜と発表した。

 N響がベトナムで公演を行うのは今回が初めて。

 指揮者に井上道義、独奏にはクリスティアン・テツラフを迎え、5日にはベトナム最大の都市ホーチミンで、そして7日には首都ハノイで演奏する。

 今回のベトナム公演は、ANAホールディングスとNHK交響楽団が締結した連携協定に基づく海外公演の第1弾。

                              ◇

<日越外交関係樹立45周年 NHK交響楽団 ベトナム公演>

チャイコフスキー:歌劇「エフゲーニ・オネーギン」からポロネーズ
ラロ:スペイン交響曲
チャイコフスキー:交響曲 第4番

ヴァイオリン:クリスティアン・テツラフ

指揮:井上道義

管弦楽:NHK交響楽団

ホーチミン市オペラハウス(サイゴン・オペラハウス) 2018年9月5日(水)開演8:00pm
ハノイ・オペラハウス                     2018年9月7日(金)開演8:00pm

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2018年6月07日

◆第36回 「ソレイユ音楽コンクール」の受賞者発表


 新進演奏家の登竜門の第36回 「ソレイユ音楽コンクール」(主催:ソレイユ音楽事務所)が開催され、受賞者が次の通り発表された。

 受賞者発表コンサートは、8月23日(木)18:00より東京文化会館小ホールにて開催される。

                              ◇

<ピアノ部門>

    第1位 音楽現代新人賞 (該当者無し)
    第2位 優秀賞     岡本 千佳(桐朋学園大学院在)
    第2位 優秀賞     松浦 野歩(国立音楽大学在)
    第3位 審査員奨励賞  (該当者無し)
    入選         小野きらり(東京音楽大学在)
               田知本桜子(東京音楽大学在)
               小倉  馨(東京音楽大学在)
               宮堂千夏子(東京音楽大学卒)

<声楽部門>

    第1位 音楽現代新人賞 (該当者無し)
    第2位 優秀賞     牧野 元美(東京藝術大学大学院修)S
    第3位 審査員奨励賞  高野百合絵(東京音楽大学大学院在)Ms
    入選         細井 暁子(国立音楽大学大学院修)Ms
               田中 裕太(東京藝術大学卒)T
               大田原 瑶(東京藝術大学大学院修)S
               森  翔梧(東京藝術大学大学院修)Br
               吉田 桃子(国立音楽大学卒)S
               今井 美玖(武蔵野音楽大学卒)S
               松原えりか(桐朋学園大学)S

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2018年6月06日

◆東京都交響楽団、「あなたが選ぶ、想い出に残った公演《2017年度》」結果発表


 東京都交響楽団は、2017年4月~2018年3月の都響主催公演から、想い出に残った公演上位3位を聴衆が投票した結果を次の通り発表した。

                             ◇

第1位 エリアフ・インバル
        ショスタコーヴィチ:交響曲第7番《レニングラード》)

第2位 大野和士
        ミュライユ:告別の鐘と微笑み
        メシアン:トゥーランガリラ交響曲)

第3位 ハンヌ・リントゥ
        シベリウス:クレルヴォ交響曲

第4位 エリアフ・インバル
        シューベルト:交響曲第7番《未完成》
        チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》

第5位 ヤクブ・フルシャ
        マルティヌー:交響曲第1番
        ブラームス:交響曲第1番)

第6位 小泉和裕
        ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》
        シューマン:交響曲第2番

第7位 アラン・ギルバート
        ベートーヴェン:劇付随音楽《エグモント》序曲
        ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
        ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》)

第8位 マルク・ミンコフスキ
        ハイドン:交響曲第102番
        ブルックナー:交響曲第3番《ワーグナー》(1873年初稿版)

第9位 エリアフ・インバル
        マーラー:交響詩《葬礼》
        マーラー:大地の歌

第10位 大野和士
        ハイドン:オラトリオ《天地創造》

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2018年6月05日

◆2018年度「武満徹作曲賞」、バーナビー・マーティン(イギリス)とパウロ・ブリトー(ブラジル/アメリカ)が優勝


 2018年度「武満徹作曲賞」(審査員:ウンスク・チン<韓国>)は、東京オペラシティコンサートホールにおいて本選演奏会が行われ、40ヶ国、143の応募作品から、バーナビー・マーティン(イギリス)とパウロ・ブリトー(ブラジル/アメリカ)が第1位を獲得した。

                             ◇

第1位  バーナビー・マーティン(イギリス)           量子

第1位  パウロ・ブリトー(ブラジル/アメリカ)         STARING WEI JIE TO DEATH

第2位  ルーカス・ヘーヴェルマン=ケーパー(ドイツ)   量子真空

第2位  ボ・リ(中国)                       SLEEPING IN THE WIND

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2018年6月04日

◆第4回「東京国際ヴィオラコンクール」、ルオシャ・ファン(中国)が優勝


 第4回「東京国際ヴィオラコンクール」(会場:上野学園石橋メモリアルホール)が行われ、ルオシャ・ファン(中国)が第1位となった。「東京国際ヴィオラコンクール」は、2009年に創設され、3年に1度開催し、アジア太平洋地域唯一のヴィオラ単独の国際コンクール。

                              ◇

第1位 ルオシャ・ファン(中国)

第2位 セジュン・キム(韓国)

     ジーユー・シェン(中国)

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2018年5月23日

◆2018年「NHK音楽祭」、ロンドン響、N響、NDRエルプフィル、ロサンゼルス・フィルが共演


 16回目を迎える「NHK音楽祭」の2018年のテーマは「新時代を切りひらくシェフたち」。いま、最も話題性の高い指揮者とオーケストラのコンビが登場する。

主催:NHK、NHKプロモーション

会場:NHKホール (東京都渋谷区神南2-2-1)

【公演内容】

<ロンドン交響楽団>

日時:9月27日(木) 午後7時

ラヴェル/バレエ音楽「マ・メール・ロワ」
シマノフスキ/バイオリン協奏曲 第1番 作品35
ヤナーチェク/シンフォニエッタ

指揮:サイモン・ラトル

バイオリン:ジャニーヌ・ヤンセン

<NHK交響楽団>

日時:10月1日(月) 午後7時

ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
オルフ/踊る牧神 <日本初演>
オルフ/カルミナ・ブラーナ

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ

ソプラノ:オルガ・ペレチャッコ
カウンターテナー:マックス・エマヌエル・ツェンチッチ
バリトン:ベンジャミン・アップル
合唱:新国立劇場合唱団、NHK東京児童合唱団

<NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(旧北ドイツ放送交響楽団)>

日時:11月8日(木) 午後7時

ワーグナー/歌劇「ローエングリン」から 第1幕への前奏曲
ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調 作品83
ブラームス/交響曲第4番 ホ短調 作品98

指揮:アラン・ギルバート

ピアノ:エレーヌ・グリモー

<[特別公演]ロサンゼルス・フィルハーモニック>

日時:2019年3月21日(木・祝) 午後5時

ジョン・ウィリアムズ プログラム/映画「スター・ウォーズ」 ほか

指揮:グスターボ・ドゥダメル

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2018年5月23日

◆読売日本交響楽団、次期常任指揮者にフランクフルト歌劇場音楽総監督のセバスティアン・ヴァイグレが就任


 読売日本交響楽団は、2019年4月1日付でセバスティアン・ヴァイグレ(57歳)を第10代常任指揮者に迎えると発表した。最初の任期は、2022年3月末までの3年間。

 なお、2019年3月末で第9代常任指揮者を退任するシルヴァン・カンブルランは、2019年4月から桂冠指揮者となる。

                              ◇

 セバスティアン・ヴァイグレは、1961年ベルリン生まれ。ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でホルン、ピアノ、指揮を学んだ。82年にベルリン国立歌劇場管の首席ホルン奏者となった後、巨匠バレンボイムの勧めで90年代後半から本格的に指揮をはじめた。2003年にフランクフルト歌劇場でR.シュトラウス〈影のない女〉を振り、ドイツのオペラ雑誌「オーパンヴェルト」の「年間最優秀指揮者」に選ばれた。04年から09年までバルセロナのリセウ大劇場の音楽総監督を務め、ベルク〈ヴォツェック〉やワーグナー〈タンホイザー〉など数々の名演奏を繰り広げ、評判を呼んだ。07年にはワーグナー〈ニュルンベルクのマイスタージンガー〉でバイロイト音楽祭にデビュー。11年まで指揮し、世界的注目を浴びた。08年からフランクフルト歌劇場の音楽総監督を務め、幅広いレパートリーと充実した音楽で名舞台を数多く作っている。11年に同歌劇場管が「オーパンヴェルト」誌の「年間最優秀オーケストラ」に選ばれ、15年にも同歌劇場が「年間最優秀歌劇場」に輝くなど、その手腕は高く評価されている。特にワーグナーとR.シュトラウスの演奏では定評がある。

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2018年5月05日

◆第7回「野島稔・よこすか ピアノコンクール」、安並貴史が優勝


 第7回「野島稔・よこすか ピアノコンクール」の本選は5月5日に行われ、安並貴史が優勝した。

 「野島稔・よこすか ピアノコンクール」は、横須賀市制100周年を記念し2006年に創設された。審査委員長に横須賀市民である世界的ピアニストの野島稔氏を迎え、日本国内の若く才能あるピアニストの発掘と育成および音楽文化の普及と振興を目的として公益財団法人横須賀芸術文化財団が、横須賀市との共催により隔年で行っている。

                              ◇
    
   第1位 安並貴史

   第2位 伊舟城歩生

   第3位 山崎佑麻
    
   入選 福田優花

       石坂 奏

       大野志門

       丸山晟民

       和泉茉莉

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2018年5月04日

◆ジャズピアニストの小曽根 真、紫綬褒章を受章


 ジャズピアニストの小曽根 真(1961年生れ)が、春の褒章で紫綬褒章を受章した。

 小曽根 真は、クラシック音楽家ともしばしば共演している。

 2003年母校バークリー音楽大学より「名誉博士号」を授与。2010年「フレデリック・ショパン・パスポート」授与。2014年「芸術選奨文部科学大臣賞大衆芸能部門」受賞。

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