2017年12月16日
第19回「ホテルオークラ音楽賞 」は、ヴァイオリンの山根 一仁と毛利 文香が受賞した。
「ホテルオークラ音楽賞」は 、ホテルオークラ東京の社会貢献・芸術文化事業の一環として1996年の開業35周年を機に、近年めざましい活躍をされ、さらに将来が嘱望される音楽家を支援・育成するための制度として創設された。
ヴァイオリンの山根一仁は、1995年生まれ。2014年桐朋女子高等学校音楽科(共学)首席卒業。同大学ソリスト・ディプロマコース全額免除特待生。15年よりドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学に留学。2010年中学3年生で第79回「日本音楽コンクール」第1位、レウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)、増沢賞など5つの副賞受賞。2015年第26回「出光音楽賞」受賞。
ヴァイオリンの毛利文香は、桐朋学園大学音楽学部ソリストディプロマコース、洗足学園音楽大学アンサンブルアカデミー修了。現在、慶應義塾大学文学部在学中。2012年第8回「ソウル国際音楽コンクール」にて、日本人として初めて、最年少で優勝。2015年第54回「パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール」にて第2位、同年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」にて第6位入賞。2015年より、ドイツ・クロンベルクアカデミーに留学。
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2017年12月14日
2018年1月1日、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「ニューイヤーコンサート」は、ウィーン楽友協会において、リッカルド・ムーティの指揮で行われる。リッカルド・ムーティは1993年、1997年、2000年、2004年に続き、今回で5回目のニューイヤーコンサートの指揮を行う。
指揮のリッカルド・ムーティ(1941年生まれ)はイタリア、ナポリ出身。1967年に若手指揮者のためのグィード・カンテッリ賞を受賞。フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者、フィラデルフィア管弦楽団音楽監督、ミラノ・スカラ座音楽監督、シカゴ交響楽団音楽監督を歴任。ウルフ賞芸術部門、レジオンドヌール勲章シュヴァリエ、レジオンドヌール勲章オフィシエ(2010年)、アストゥリアス皇太子賞芸術部門、旭日重光章を受章。
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2017年12月12日
パイプオルガンの冨田一樹が平成29年度「咲くやこの花賞」音楽部門を受賞した。
冨田一樹は、大阪音楽大学オルガン専攻を最優秀賞を得て首席で卒業。同大学音楽専攻科オルガン専攻を修了。ドイツ・リューベック音楽大学大学院オルガン科修士課程を最高得点で修了。2016年7月、ドイツ-ライプツィヒ第20回「バッハ国際コンクール」オルガン部門で日本人初となる第1位と聴衆賞を受賞。2016年8月、摂津市教育文化功労賞を受賞。バロック音楽を得意とし、国内外で数多くの演奏会に出演。また編曲家、指揮者としても活躍。アンサンブルシータと阪神古楽倶楽部の通奏低音奏者、日本オルガニスト協会会員。
咲くやこの花賞は、創造的で奨励に値する芸術文化活動を通して、大阪文化の振興に貢献し、かつ将来の大阪文化を担うべき人材(個人または団体)に対し、大阪市が昭和58年度から贈呈している。「美術」「音楽」「演劇・舞踊」「大衆芸能」「文芸その他」の5部門からなり、受賞者は毎年5名以内で、概ね40歳以下。
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2017年12月11日
第61回「NHKニューイヤーオペラコンサート」、“幻想と現実の間”をテーマに、オペラが描くファンタジーの世界、そして現代に生きる私たちが共感できるリアルな情感を伝える。前半は、「フィガロの結婚」「魔笛」など、モーツァルトの7大オペラからの名曲を再構成して作り上げる「モーツァルト・ファンタジー」。モーツァルトが音楽で描く崇高な愛、官能的な愛という二つの世界が交錯する。後半は、2018年没後150年を迎えるロッシーニを初め、ワーグナー、ヴェルディなどの名ナンバー、名アリアをたっぷりと放送する。海外や国内の第一線で活躍する豪華ソリスト陣が出演。
主催:NHK、NHKプロモーション
日時:平成30年1月3日(水) 開演:午後7時、終演:午後9時
会場:NHKホール(東京都渋谷区神南2-2-1)
[ソプラノ]市原愛、大村博美、幸田浩子、小林沙羅、砂川涼子、中村恵理、嘉目真木子、盛田麻央、守谷由香
[メゾ・ソプラノ]小泉詠子、清水華澄、林美智子
[カウンターテナー]藤木大地
[テノール]櫻田亮、笛田博昭、福井敬、藤田卓也、村上敏明
[バリトン]上江隼人、黒田博
[バ ス]妻屋秀和
[合 唱]新国立劇場合唱団、二期会合唱団、びわ湖ホール声楽アンサンブル、藤原歌劇団合唱部
[管 弦 楽]東京フィルハーモニー交響楽団
[ピ ア ノ]山田武彦
[指 揮]沼尻竜典
[司 会]井上芳雄(俳優)、髙橋美鈴アナウンサー
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2017年12月07日
世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」は、第14回「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018」と名称を変更し、2018年5月3日(木・祝)~5日(土・祝)に開催される。
これまでの東京国際フォーラムを中心とする丸ノ内エリアに加え、新たに池袋エリアでも3日間同時開催される。
2018年のテーマは「UN MONDE NOUVEAU― モンド・ヌーヴォー 新しい世界へ」。雇い主やパトロンの移住、外国での成功を夢見て新しい土地を目指し、母国を離れて外国に移り住んだ作曲家が異文化と出会ったことで生まれた傑作が取り上げられる。
プログラムの詳細は、2018年2月中旬に発表予定。
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2017年12月05日
第24回(2017年度)志鳥音楽賞(主催:クラシック音楽興隆会)は、熊本シティオペラ協会<代表:佐久間伸一>(熊本県上益城郡御船町)が受賞した。
「熊本シティオペラ協会」は、1987年「ムジカ・ヴィーヴァオペラ研究会」として発足、その後、「熊本シティオペラ後援会」「熊本シティオペラ」と改名、1999年6月以来、現在の「熊本シティオペラ協会」として活動を続けている。
声楽家・佐久間伸一氏(バス)を中心に、ソリスト会員20名、オーケストラ40名、ピアニスト5名で構成されていて、毎年熊本で本格的なイタリア・オペラ公演を行っている。
2017年1月9日に復興の祈願をこめて「熊本地震復興応援ニューイヤーコンサート」として「椿姫」を上演し、地元の中学・高校生200名を招待し、公演は大成功を収め、被災地の人たちを力づけた。
志鳥音楽賞は、地域におけるクラシック音楽の普及・向上、また若手音楽家に発表の機会を広げるための活動をする団体または個人に与えられる。
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2017年12月01日
2017年度第55回の「レコード・アカデミー賞」(主催:音楽之友社)が決定した。
大賞にはテオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナによるチャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」〔ソニー・ミュージックレーベルズ〕、大賞銀賞にも同じ演奏家たちによるモーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〔ソニー・ミュージックレーベルズ〕、大賞銅賞には「現代曲」部門から初の3賞入賞となる、ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)フィリップ・ジョルダン指揮ウィーン交響楽団、他による21世紀のヴァイオリン協奏曲集〔ワーナー・クラシックス〕がそれぞれ選ばれた。
詳細は月刊「レコード芸術」1月号に掲載。
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2017年11月26日
第70回「全日本合唱コンクール全国大会」の大学職場一般部門の審査結果は次の通り。
<同声合唱の部>
金賞
monosso(香川県)=豊島区長賞
合唱団お江戸コラリアーず(東京都)
La Pura Fuente(神奈川県)=日本放送協会賞
VOCI BRILLANTI(愛知県)=文部科学大臣賞・シード合唱団
銀賞
創価学会しなの合唱団(東京都)
Chœur Nature(佐賀県)
合唱団L’alba(福島県)
銅賞
Coro Piace(岡山県)
CLARICE(大阪府)
HBC少年少女合唱団シニアクラス(北海道)
<混声合唱の部>
金賞
VOCE ARMONICA(千葉県)
鶴岡土曜会混声合唱団(山形県)
Combinir di Corista(東京都)=豊島区長賞
CANTUS ANIMAE(東京都)=文部科学大臣賞・シード合唱団
淀川混声合唱団(大阪府)
MODOKI(佐賀県)
Chœur Chêne(奈良県)
グリーン・ウッド・ハーモニー(宮城県)=日本放送協会賞
銀賞
合唱団ことのは(大阪府)
scatola di voce(埼玉県)
岡崎混声合唱団(愛知県)
混声合唱団うたうたい(福岡県)
合唱団ノース・エコー(愛知県)
I.C.Chorale(愛媛県)
合唱団こぶ(岡山県)
銅賞
大分市民合唱団ウイステリア・コール(大分県)
Baum(北海道)
合唱団 やえ山組(神奈川県)
合唱団ユートライ(新潟県)
合唱団ぽっきり(広島県)
<カワイ奨励賞>
同声合唱の部 monosso
混声合唱の部 VOCE ARMONICA
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2017年11月25日
第70回「全日本合唱コンクール全国大会」の大学職場一般部門の審査結果は次の通り。
<大学ユース合唱の部>
金賞
都留文科大学合唱団(山梨県)=文部科学大臣賞・シード合唱団
関西学院グリークラブ(兵庫県)=日本放送協会賞
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ(愛知県)=豊島区長賞
九大混声合唱団(福岡県)
銀賞
東京工業大学混声合唱団コール・クライネス(東京都)
ジュニア&ユースコーラス“Raw-Ore”(宮城県)
Chor OBANDES(埼玉県)
銅賞
同志社グリークラブ(京都府)
山口大学混声合唱団(山口県)
愛媛大学合唱団(愛媛県)
北海道大学合唱団(北海道)
<室内合唱の部>
金賞
L’Aube des Temps(福島県)
混声合唱団鈴優会(東京都)=日本放送協会賞
女声合唱団ソレイユ(佐賀県)=文部科学大臣賞・シード合唱団
マルベリー・チェンバークワイア(神奈川県)=豊島区長賞
銀賞
合唱団まい(長野県)
Chor Doma(福岡県)
アンサンブルVine(京都府)
銅賞
室内合唱団“零”(広島県)
ウィスティリア アンサンブル(北海道)
Serenitatis Ensemble(徳島県)
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2017年11月24日
2016年10月、イタリアの第1回「ニーノ・ロータ国際指揮コンクール」でニーノ・ロータ賞(優勝)およびオーケストラ賞を受賞した伊藤 翔が東京フィルハーモニー交響楽団の12月の定期演奏会に初登場する。
指揮の伊藤翔(1982年生れ)は、東京都出身。桐朋学園高等学校音楽科及び桐朋学園大学音楽部指揮科卒業。2005年から3年間ローム音楽財団の奨学金を得て、ウィーン国立音楽大学に留学。2011年5月、ポーランドで行われた第5回「ヴィトルド・ルトスワフスキ国際指揮者コンクール」で第2位を受賞。桐朋学園大学在学中に大阪フィルハーモニー交響楽団を指揮してデビュー。2012年4月、東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスに就任。2016年イタリアの第1回「ニーノ・ロータ国際指揮コンクール」でニーノ・ロータ賞(優勝)およびオーケストラ賞を受賞。
◇
<東京フィルハーモニー交響楽団第899回定期演奏会>
カバレフスキー:オペラ「コラ・ブルニョン」序曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
チャイコフスキー:交響曲第4番
指揮:伊藤翔
東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:小山実稚恵
会場:サントリーホール
日時:2017年12月5日(火) 午後7時
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