2018年4月02日
東京文化会館と新国立劇場が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会にあわせ、日本を代表する各地の劇場と連携して2年に渡り展開する国際的なオペラプロジェクト「オペラ夏の祭典2019-2020 Japan⇔Tokyo⇔World」の総合プロデュースと指揮は、東京都交響楽団の音楽監督である大野和士が務め、2019年は「トゥーランドット」(プッチーニ作曲)、2020年は「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(ワーグナー作曲)が上演される。
東京都交響楽団は、2020年の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」に出演するが、このほど、ザルツブルク・イースター音楽祭、ザクセン州立歌劇場との国際共同制作が決定した。演出はイェンス=ダニエル・ヘルツォークが担当する。
イェンス=ダニエル・ヘルツォークは、マンハイム州立劇場演劇監督を経て、2011 年よりドルトムント歌劇場総監督。2018 年秋よりニュルンベルク歌劇場監督に就任予定であり、ドイツ・オペラ界待望の“将来の大器”と期待されている。
【公演日程】
東京文化会館: 2020 年 6 月 14 日(日)、17 日(水)
新国立劇場: 2020 年 6 月 21 日(日)、24 日(水)、27 日(土)、30 日(火)
兵庫県立芸術文化センター: 2020 年 7 月(予定)
指 揮: 大野和士
管弦楽:東京都交響楽団
演出:イェンス=ダニエル・ヘルツォーク
出演:ハンス・ザックス :トーマス・ヨハネス・マイヤー
ファイト・ポーグナー:クワンチュル・ユン
ジクストゥス・ベックメッサー:アドリアン・エレート
フリッツ・コートナー : 青山 貴
ヴァルター・フォン・シュトルツィング :トミスラフ・ムツェック
ダーヴィット:望月哲也
エーファ:林 正子 ほか
合 唱: 新国立劇場合唱団、二期会合唱団