2017年12月07日
世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」は、第14回「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018」と名称を変更し、2018年5月3日(木・祝)~5日(土・祝)に開催される。
これまでの東京国際フォーラムを中心とする丸ノ内エリアに加え、新たに池袋エリアでも3日間同時開催される。
2018年のテーマは「UN MONDE NOUVEAU― モンド・ヌーヴォー 新しい世界へ」。雇い主やパトロンの移住、外国での成功を夢見て新しい土地を目指し、母国を離れて外国に移り住んだ作曲家が異文化と出会ったことで生まれた傑作が取り上げられる。
プログラムの詳細は、2018年2月中旬に発表予定。
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2017年12月05日
第24回(2017年度)志鳥音楽賞(主催:クラシック音楽興隆会)は、熊本シティオペラ協会<代表:佐久間伸一>(熊本県上益城郡御船町)が受賞した。
「熊本シティオペラ協会」は、1987年「ムジカ・ヴィーヴァオペラ研究会」として発足、その後、「熊本シティオペラ後援会」「熊本シティオペラ」と改名、1999年6月以来、現在の「熊本シティオペラ協会」として活動を続けている。
声楽家・佐久間伸一氏(バス)を中心に、ソリスト会員20名、オーケストラ40名、ピアニスト5名で構成されていて、毎年熊本で本格的なイタリア・オペラ公演を行っている。
2017年1月9日に復興の祈願をこめて「熊本地震復興応援ニューイヤーコンサート」として「椿姫」を上演し、地元の中学・高校生200名を招待し、公演は大成功を収め、被災地の人たちを力づけた。
志鳥音楽賞は、地域におけるクラシック音楽の普及・向上、また若手音楽家に発表の機会を広げるための活動をする団体または個人に与えられる。
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2017年12月01日
2017年度第55回の「レコード・アカデミー賞」(主催:音楽之友社)が決定した。
大賞にはテオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナによるチャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」〔ソニー・ミュージックレーベルズ〕、大賞銀賞にも同じ演奏家たちによるモーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〔ソニー・ミュージックレーベルズ〕、大賞銅賞には「現代曲」部門から初の3賞入賞となる、ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)フィリップ・ジョルダン指揮ウィーン交響楽団、他による21世紀のヴァイオリン協奏曲集〔ワーナー・クラシックス〕がそれぞれ選ばれた。
詳細は月刊「レコード芸術」1月号に掲載。
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2017年11月26日
第70回「全日本合唱コンクール全国大会」の大学職場一般部門の審査結果は次の通り。
<同声合唱の部>
金賞
monosso(香川県)=豊島区長賞
合唱団お江戸コラリアーず(東京都)
La Pura Fuente(神奈川県)=日本放送協会賞
VOCI BRILLANTI(愛知県)=文部科学大臣賞・シード合唱団
銀賞
創価学会しなの合唱団(東京都)
Chœur Nature(佐賀県)
合唱団L’alba(福島県)
銅賞
Coro Piace(岡山県)
CLARICE(大阪府)
HBC少年少女合唱団シニアクラス(北海道)
<混声合唱の部>
金賞
VOCE ARMONICA(千葉県)
鶴岡土曜会混声合唱団(山形県)
Combinir di Corista(東京都)=豊島区長賞
CANTUS ANIMAE(東京都)=文部科学大臣賞・シード合唱団
淀川混声合唱団(大阪府)
MODOKI(佐賀県)
Chœur Chêne(奈良県)
グリーン・ウッド・ハーモニー(宮城県)=日本放送協会賞
銀賞
合唱団ことのは(大阪府)
scatola di voce(埼玉県)
岡崎混声合唱団(愛知県)
混声合唱団うたうたい(福岡県)
合唱団ノース・エコー(愛知県)
I.C.Chorale(愛媛県)
合唱団こぶ(岡山県)
銅賞
大分市民合唱団ウイステリア・コール(大分県)
Baum(北海道)
合唱団 やえ山組(神奈川県)
合唱団ユートライ(新潟県)
合唱団ぽっきり(広島県)
<カワイ奨励賞>
同声合唱の部 monosso
混声合唱の部 VOCE ARMONICA
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2017年11月25日
第70回「全日本合唱コンクール全国大会」の大学職場一般部門の審査結果は次の通り。
<大学ユース合唱の部>
金賞
都留文科大学合唱団(山梨県)=文部科学大臣賞・シード合唱団
関西学院グリークラブ(兵庫県)=日本放送協会賞
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ(愛知県)=豊島区長賞
九大混声合唱団(福岡県)
銀賞
東京工業大学混声合唱団コール・クライネス(東京都)
ジュニア&ユースコーラス“Raw-Ore”(宮城県)
Chor OBANDES(埼玉県)
銅賞
同志社グリークラブ(京都府)
山口大学混声合唱団(山口県)
愛媛大学合唱団(愛媛県)
北海道大学合唱団(北海道)
<室内合唱の部>
金賞
L’Aube des Temps(福島県)
混声合唱団鈴優会(東京都)=日本放送協会賞
女声合唱団ソレイユ(佐賀県)=文部科学大臣賞・シード合唱団
マルベリー・チェンバークワイア(神奈川県)=豊島区長賞
銀賞
合唱団まい(長野県)
Chor Doma(福岡県)
アンサンブルVine(京都府)
銅賞
室内合唱団“零”(広島県)
ウィスティリア アンサンブル(北海道)
Serenitatis Ensemble(徳島県)
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2017年11月24日
2016年10月、イタリアの第1回「ニーノ・ロータ国際指揮コンクール」でニーノ・ロータ賞(優勝)およびオーケストラ賞を受賞した伊藤 翔が東京フィルハーモニー交響楽団の12月の定期演奏会に初登場する。
指揮の伊藤翔(1982年生れ)は、東京都出身。桐朋学園高等学校音楽科及び桐朋学園大学音楽部指揮科卒業。2005年から3年間ローム音楽財団の奨学金を得て、ウィーン国立音楽大学に留学。2011年5月、ポーランドで行われた第5回「ヴィトルド・ルトスワフスキ国際指揮者コンクール」で第2位を受賞。桐朋学園大学在学中に大阪フィルハーモニー交響楽団を指揮してデビュー。2012年4月、東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスに就任。2016年イタリアの第1回「ニーノ・ロータ国際指揮コンクール」でニーノ・ロータ賞(優勝)およびオーケストラ賞を受賞。
◇
<東京フィルハーモニー交響楽団第899回定期演奏会>
カバレフスキー:オペラ「コラ・ブルニョン」序曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
チャイコフスキー:交響曲第4番
指揮:伊藤翔
東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:小山実稚恵
会場:サントリーホール
日時:2017年12月5日(火) 午後7時
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2017年11月05日
作曲家の三枝成彰が秋の叙勲で旭日小綬章を受章した。
三枝成彰(1942年生まれ)は、兵庫県西宮市出身。1962年東京藝術大学音楽学部作曲科入学。1965年作曲科在学中に安宅賞を受賞。1966年同作曲科を首席で卒業。1971年に同大学院修了。代表的なオペラは、「忠臣蔵」「Jr.バタフライ」など。代表的な合唱曲は、1981年文化庁芸術祭優秀賞受賞作品「川よとわに美しく」や2003年NHK全国学校音楽コンクール高校の部課題曲「あしたはどこから」など。2007年紫綬褒章を受章。東京音楽大学教授。
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2017年11月02日
ピアニストの小山実稚恵が平成29年度秋の褒章で紫綬褒章を受章した。
小山実稚恵(1959年生まれ)は、仙台市出身。東京芸術大学卒、同大学院修了。1982年「チャイコフスキー国際コンクール」第3位(第1位該当なし)、1985年「ショパン国際ピアノコンクール」第4位(女性では最高位)と、二大国際コンクールの両方に入賞した日本人で唯一のピアニスト。2015年「文化庁芸術祭音楽部門優秀賞」受賞、2017年「芸術選奨音楽部門文部科学大臣賞」受賞。
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2017年10月26日
10月26日に行われた第86回「日本音楽コンクール」作曲部門本選の結果は以下の通り。
第1位 久保哲朗
第2位 向井 航
第3位 髙木日向子
第3位 中村匡寿
入選 小野田健太
岩谷賞(聴衆賞) 向井 航
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2017年10月26日
10月25日に行われた第86回「日本音楽コンクール」ホルン部門本選の結果は以下の通り。
第1位 濵地宗
第2位 庄司雄大
第3位 根本めぐみ
入選 信末碩才
入選 栁谷信
岩谷賞(聴衆賞) 濵地宗
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