クラシック音楽 ニュース


2013年11月23日

◆山田和樹、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任


 日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者の山田和樹が、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(POMC)の首席客演指揮者に就任することが決定した。

 これにより山田和樹は、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者に続き、ヨーロッパでの2つ目のポストとなる。

 なお、山田和樹のモンテカルロでの指揮は次のとおり。

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 作品26
ドビュッシー:交響詩「海」

指揮:山田和樹

管弦楽:モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団

ヴァイオリン:ワディム・レーピン

日時:2014年7月14日 Cour d’Honneur  Concert au Palais Princier

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2013年11月08日

◆佐渡 裕、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任へ


 指揮者の佐渡 裕が、2015年9月より3年間の予定で、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任する。

 同楽団の名称の起源は、ハイドンやモーツァルトの時代にコンサートを企画していたウィーンの音楽家協会である。この名称は、20世紀初頭に設立されたウィーンの音楽家管弦楽団協会に引き継がれた。第1回目の演奏会は、1907年にウィーン楽友協会で行われた。

 現在ではウィーンおよびニーダーエステライヒのザンクト・ペルテンを拠点に活動しており、さらにウィーン郊外のグラフェネッグ城で毎夏開催されている「グラフェネッグ国際音楽祭」のレジデント・オーケストラとしても広く知られている。

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2013年11月03日

◆指揮者の小林研一郎、旭日中綬賞を受賞


 指揮者の小林研一郎が平成25年秋の叙勲で旭日中綬賞を受賞した。

 指揮者の小林 研一郎(1940年生まれ)は、福島県いわき市小名浜生まれ。

 これまで、アムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、ハンガリー国立交響楽団音楽総監督・常任指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団常任指揮者・音楽監督、名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽総監督・音楽監督を歴任。

 主な受賞歴は、1974年第1回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位・特別賞、1986年ハンガリー政府よりリスト記念勲章授与、1990年ハンガリー文化勲章、1994年ハンガリー政府より星付中十字勲章授与(民間人として最高位)。

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2013年11月03日

◆「第1回日本ベトナム・ピアノフェスティバル2013」、日本とベトナムを会場に開催


 第1回日本ベトナム・ピアノフェスティバル2013(音楽監督:樋口あゆ子)が、11月9日、カワイ表参道コンサートサロンパウゼを皮切りに、東北地方(福島県、宮城県)およびベトナム・ハノイで開催される。

 日本ベトナム国交樹立から40周年となる今年、日本政府が主催し、毎年10万人が来場する「ベトナム・フェスティバル」に深く関与する樋口あゆ子氏が、自ら音楽監督を務め、ベトナムの子供たちのために、両国のさらなるパートナーシップ強化のために、新たに「日本ベトナム・ピアノフェスティバル」を立ち上げたもの。

 駐日ベトナム社会主義共和国大使館と全日本ピアノ指導者協会の後援の下に行われる同フェスティバルは、ピアニストによる両国間に音楽という橋を架ける試みを狙いとしている。東京、東北、そしてハノイでコンサートを行い、ベトナムのピアニストと共演する日本人の若手ピアニストを選出するオーディションも企画。

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2013年11月03日

◆小泉和裕、2014年4月から東京都交響楽団の終身名誉指揮者に就任


 東京都交響楽団は、小泉和裕氏が今年度末をもってレジデント・コンダクターを退任し、2014年4月から終身名誉指揮者に就任すると発表した。

 小泉和裕は、1976年都響初登場以来、1986~90 年都響指揮者、1995~98 年首席指揮者、1998年~2008 年首席客演指揮者を歴任し、2008年4 月からはレジデント・コンダクターに就任している。

 小泉和裕は、京都生まれ。1969 年東京藝術大学に入学、1970 年第2回民音指揮者コンクール第1位。
1972 年ベルリンのホッホシューレに入学。1973 年第3回カラヤン国際指揮者コンクール第1位、その後ベルリン・フィルを指揮してベルリン・デビュー。1975 年ベルリン・フィル定期に出演。その後、欧米日の一流オーケストラを相次ぎ指揮。

 2013 年5月、都響を率いてチェコ&スロヴァキア3都市を訪問し、「プラハの春」音楽祭などで熱演を繰り広げ、ツアーを成功に導いた。現在、九響音楽監督、日本センチュリー響音楽監督、仙台フィル首席客演指揮者も務める。

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2013年11月02日

◆作詞家の岩谷時子が死去(享年97歳)


 作詞家の岩谷時子が10月25日死去した。享年97歳。

 岩谷時子は、宝塚歌劇団出版部に入り、越路吹雪と出会う。1951年、越路と共に東宝に移り、越路のマネジャーを務める。同時に「愛の讃歌」「ラストダンスは私に」など、越路の歌うシャンソンの歌詞を訳した。

 60年代前半からは、独自の作詞に力を入れ、「君といつまでも」(加山雄三)、「ウナ・セラ・ディ東京」(ザ・ピーナッツ)、「いいじゃないの幸せならば」(佐良直美)など次々とヒット作を生み出す。

 2009年には文化功労者に選出された。

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2013年11月02日

◆ハープ奏者の篠崎史子と作曲家の西村 朗が紫綬褒章受賞


 平成25年の秋の褒章が行われ、ハープ奏者の篠崎史子と作曲家の西村 朗が紫綬褒章を受賞した。

 ハープ奏者の篠崎史子は、桐朋学園大学を首席で卒業後、アメリカに渡り、M.グランジャ-ニ、M.ディリングに師事。1970年、イスラエル国際ハ-プ・コンク-ル3位入賞。2002年、サントリー音楽賞。第1回佐治敬三賞受賞。2008年、第17回朝日現代音楽賞受賞。

 作曲家の西村 朗は、1980年東京藝術大学大学院修了。東京音楽大学・大学院教授。2010年より草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル音楽監督。1974年日本音楽コンクール作曲部門1位、1977年エリーザベト国際音楽コンクール作曲部門大賞・ルィージ・ダラピッコラ作曲賞受賞。

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2013年11月01日

◆「第82回日本音楽コンクール」フルート部門の1位は松木さや


 「第82回日本音楽コンクール」フルート部門本選が10月31日に行われ、松木さやが1位となった。

 フルート部門本選の結果は次の通り。

     第1位 松木さや

     第2位 多久和怜子

     第2位 窪田恵美

     入 選 梶川真歩

     入 選 知久翔

     岩谷賞 (聴衆賞) 松木さや

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2013年10月30日

◆「第82回日本音楽コンクール」作曲部門の1位は網守将平


 「第82回日本音楽コンクール」作曲部門本選が10月30日に行われ、網守将平が1位となった。

 作曲部門本選の結果は次の通り(敬称略)。

     第1位 網守将平

     第2位 中村ありす

     第2位 松波匠太郎

     入選 佐原洸

     入選 引地誠

     入選 今野哲也

     入選 杉本友樹

     岩谷賞(聴衆賞)松波匠太郎

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2013年10月30日

◆「第82回日本音楽コンクール」オーボエ門の1位は吉村由美


 「第82回日本音楽コンクール」オーボエ門本選が10月29 日に行われ、吉村由美が1位となった。

 10月29日に行われた「第82回日本音楽コンクール」オーボエ門本選の結果は次の通り(敬称略)。

1位   吉村由美

2位   荒川文吉

3位   本多啓祐

入選  古山真里江

岩谷賞(聴衆賞) 荒川文吉

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