クラシック音楽 ニュース


2026年2月18日

◆NHK交響楽団 第73回「尾高賞」、我妻 英 作曲「管弦楽のための《祀(まつる)》」が受賞  


 NHK交響楽団 第73回「尾高賞」は、我妻 英 作曲「管弦楽のための《祀(まつる)》」が受賞した。

 NHK交響楽団「尾高賞」は、故・尾高尚忠氏の生前の音楽界に遺した功績を讃えて1952年(昭和27年)に制定され、本年で第73回を迎える。今回は、国内54の音楽団体、音楽大学等に推薦を依頼し、18団体から25曲の推薦があった。

 第73回「尾高賞」の贈呈式と受賞作品の演奏は、7月3日(金)東京オペラシティ コンサートホールで開催される「Music Tomorrow 2026」(指揮:杉山洋一)で行われる。

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 我妻 英(1999年生まれ)は、山形県山形市出身。東京音楽大学作曲指揮専攻作曲「芸術音楽コース」を経て、同大学院修士課程作曲指揮専攻作曲研究領域芸術研究修了。これまでに作曲を木島由美子、名倉明子、伊左治直、故西村朗、細川俊夫の各氏に師事。「サントリーホールサマーフェスティバル2021」においてマティアス・ピンチャーの公開作曲ワークショップに作品が選出される。2023年にIPDA第23回「国際ピアノデュオコンクール」作曲部門において大賞(第1位)を受賞、受賞曲は翌年の第24回同コンクール演奏部門の本選課題曲となった。2024年から「武生国際音楽祭」作曲ワークショップのアシスタント作曲家を務め、同音楽祭で作品が演奏されている。2025年「武満徹作曲賞」第1位。2026年NHK交響楽団 第73回「尾高賞」受賞。

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2026年2月15日

◆第24回(2025年度)「齋藤秀雄メモリアル基金賞」、山澤 慧(チェロ部門)と熊倉 優(指揮部門)が受賞


 第24回(2025年度)「齋藤秀雄メモリアル基金賞」は、山澤 慧(チェロ部門)と熊倉 優(指揮部門)が受賞した。

 「齋藤秀雄メモリアル基金賞」は、財団法人ソニー音楽芸術振興会(現・公益財団法人ソニー音楽財団/英文名称:Sony Music Foundation)により、2002年(平成14年)に創設された。同賞は、チェリスト・指揮者・教育者として高名な故・齋藤秀雄(1902-1974)氏に因むもの。

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 チェリストの山澤 慧(1987年生まれ)は、東京都町田市出身。東京芸術大学附属高等学校、東京芸術大学を経て、同大学院を修了。卒業時に同声会賞受賞、大学院修了時に大学院アカンサス賞受賞。第11回現代音楽演奏コンクール”競楽XI”第1位、第24回朝日現代音楽賞受賞。音川健二、藤沢俊樹、河野文昭、西谷牧人、鈴木秀美、山崎伸子、M.Kasperに師事。藝大フィルハーモニア管弦楽団首席チェロ奏者、千葉交響楽団契約首席チェロ奏者。これまでに、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、東京都交響楽団などと共演。

 指揮の熊倉 優(1992年生まれ)は、東京都出身。作曲を16歳より、指揮を大学入学時より始める。桐朋学園大学(作曲専攻)卒業及び同研究科修了。第18回「東京国際音楽コンクール<指揮>」第3位。2016年から2019年まで、NHK交響楽団・首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ氏および同団アシスタントとして定期公演等に携わる。2021年よりドイツに拠点を置き、2021年8月〜2023年7月まで、ハンブルク州立歌劇場にて音楽総監督ケント・ナガノ氏のアシスタントを務める。同劇場では指揮者としても「後宮からの逃走」(抜粋)、「魔笛」などを指揮。2023年5月にハノーファー州立歌劇場にて「ルサルカ」を指揮し、同年8月より同劇場第2カペルマイスターに就任。

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2026年2月15日

◆バッハ演奏の権威として知られたヘルムート・リリングが死去(享年92歳)


 ドイツの指揮者でバッハ演奏の権威として知られたヘルムート・リリングが2月11日、死去した。享年92歳。

 ヘルムート・リリング(1933年―2026年)は、ドイツ、シュトゥットガルト出身。ヴュルテンベルクのプロテスタントの神学校で早期教育を受ける。1952年から1955年までシュトゥットガルト音楽大学で学校音楽教育、オルガン・作曲・合唱指揮を学ぶ。ローマのバチカンでフェルナンド・ジェルマーニに2年間師事し、シエナのキジアーナ音楽院にも学び、その後彼のオルガンのアシスタントを10年間続ける。

 まだ在学中の1954年に、最初の自前の合唱団ゲッヒンガー・カントライを設立する。1957年、シュトゥットガルト記念教会オルガニストならびに楽長として1998年に教会音楽家を定年退職するまで活動。1963年から1966年まで、オルガンや合唱指揮を指導する傍ら、シュパンダウ合唱団を育成した。

 1967年にニューヨークでレナード・バーンスタインに師事。同年フランクフルト州立音楽大学の合唱指揮の教授に任命され、1985年まで同校で教鞭を執る。1969年にフランクフルト合唱団の指揮者に就任。1965年からシュトゥットガルト・バッハ・コレギウムを設立。

 リリングはバッハの専門家として世界的に知られる。リリングはバッハの合唱曲を全曲録音した最初の人物であり、170点以上にのぼるCDに1000曲以上が収録されている。古典派やロマン派の、管弦楽伴奏つき合唱曲の専門家としても評価が高く、ブラームス作品などのレパートリーもある。

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2026年2月03日

◆第27回「ホテルオークラ音楽賞」、チェロの伊藤悠貴とピアノの阪田知樹が受賞 


 第27回「ホテルオークラ音楽賞」は、チェロの伊藤悠貴とピアノの阪田知樹が受賞した。

 【ホテルオークラ音楽賞 授賞式および記念演奏会】
 
  <開催日時>2026年3月23日(月) 13:00~(開場:12:30)

  <場所>オークラ東京 宴会場「平安の間」(オークラ プレステージタワー1階)

 同賞は1996年の創業35周年を機に、その年にめざましい活躍を遂げ、さらに将来が嘱望される若手の音楽家支援・育成のための奨励制度として創設された。オークラ東京の社会貢献・芸術文化事業の一環として、2000年以降は毎年授賞式と併せ、記念演奏会を実施している。

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 チェロの伊藤悠貴(1989年生まれ)は、東京都出身。1996年、桐朋学園子供のための音楽教室でチェロを始める。2004年に渡英。2015年王立音楽大学を最優秀弦楽器奏者賞を得て全課程を首席で卒業。 16歳でロンドンにてコンチェルト・デビュー。2010年第17回「ブラームス国際コンクール」、2011年第3回「ウィンザー国際弦楽コンクール」において日本人チェロ奏者として初優勝、それをきっかけにロンドンを拠点に本格的に音楽活動を開始。 2013年よりロンドンのナイツブリッジ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督/首席指揮者を務める。2026年第27回「ホテルオークラ音楽賞」受賞。

 ピアノの阪田知樹(1993年生まれ)は、愛知県名古屋市出身。東京藝大附属高、東京藝大を経て、ハノーファー音楽演劇大学にて学士、修士首席修了、現在同大学院ソリスト課程に在籍。世界的ピアニストを輩出し続ける「コモ湖国際ピアノアカデミー」の最年少生徒として認められて以来、イタリアでも研鑽を積む。ウィーンの三羽烏パウル・バドゥラ=スコダ氏に10年にわたり師事。2016年「フランツ・リスト国際ピアノコンクール」第1位と6つの特別賞。第14回「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」にて弱冠19歳で最年少入賞。2026年第27回「ホテルオークラ音楽賞」受賞。

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2026年1月27日

◆今年4月、ダニエーレ・ルスティオーニが東京都交響楽団の首席客演指揮者に就任


 2026年4月、ダニエーレ・ルスティオーニが東京都交響楽団の首席客演指揮者に就任する。
 
 指揮のダニエレ・ルスティオーニ(1983年生まれ)は、イタリア、ミラノ出身。8歳の頃からミラノ・スカラ座の少年合唱団に所属。1998年から地元の音楽院で作曲、ピアノ、オルガンを学ぶ。キジアーナ音楽院で指揮の指導も受けた。イタリアでの音楽修行を終えた後、イギリスに留学し、ロンドン王立音楽院で指揮法の研鑽を積んだ。イギリス留学中にはコリン・デイヴィス、クルト・マズア、ジャナンドレア・ノセダの各氏のマスター・クラスを受講し、2007年にはノセダの力添えでトリノ王立歌劇場管弦楽団のコンサートを指揮してデビューを飾った。

 翌年にはサンクトペテルブルクのミハイロフスキー劇場でピエトロ・マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」の上演を指揮して、オペラ指揮者としての初舞台を踏む。また2008年から2009年までコヴェント・ガーデン王立歌劇場のジェッテ・パーカー・ヤング・アーティスト・プログラムで経験を積み、プログラム終了後は、しばらくアントニオ・パッパーノの助手を務めた。
 
 2011年にコヴェント・ガーデン王立歌劇場でヴェルディの「アイーダ」を指揮して頭角を現した。2012年にはプッチーニの「ラ・ボエーム」を指揮してミラノ・スカラ座に初登場し、その翌年には「国際オペラ・アワード2013」にて最優秀新人賞を受賞。

 2014年からトスカーナ管弦楽団の首席指揮者を務め、2020年から同管弦楽団の芸術監督。2017年からリヨン国立歌劇場の首席指揮者 (2022年から音楽監督、2025年から名誉音楽監督)、2019年からアルスター管弦楽団の首席指揮者を務める。2026年東京都交響楽団の首席客演指揮者に就任。

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2025年11月13日

◆「ジュネーブ国際音楽コンクール」ビオラ部門、谷口朱佳が第2位入賞  


 スイス・ジュネーブで11月12日、若手音楽家の登竜門とされる「ジュネーブ国際音楽コンクール」ビオラ部門の最終選考が行われ、ドイツ在住の谷口朱佳(23歳)が第2位に入賞した。

 谷口朱佳(2002年生まれ)は、東京都出身。3歳でバイオリンを始め、12歳からビオラを学んだ。2021年に東京芸術大入学。2023年から独フランクフルトのフランクフルト音楽・舞台芸術大で学んでいる。2025年10月、「ヒンデミット国際ビオラコンクール」で優勝。
 

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2025年11月04日

◆第58回「パガニーニ国際バイオリンコンクール」、吉本梨乃が第2位


 若手バイオリン奏者の登竜門として知られる第58回「パガニーニ国際バイオリンコンクール」で、吉本梨乃(22歳)が2位に入賞した。

 同コンクールにおいて、日本人としては、1999年、当時16歳だった庄司紗矢香が優勝した。

 ヴァイオリンの吉本梨乃は、2003年、神戸生まれ。14歳から、ウィーン国立音楽大学のギフテットコース、大学入学準備クラスでミヒャエル・フリッシェンシュラガー教授に師事。また、17歳からエリザベート王妃音楽院でオーギュスタン・デュメイ氏に師事。第16回「パドバ国際音楽コンクール(イタリア)」では、最年少で弦楽器部門、ヴィルトゥオーゾ部門、ソリスト、オーケストラ部門で優勝、さらに全部門グランプリも受賞。また、このコンクールの優勝者として、ロシア、イタリアでコンサートツアーを行い、大成功をおさめた。カーネギーホールで開催されたAADGTの25周年記念コンサートに招待され、コンサートの最後を飾って演奏した。「上海アイザックスターン国際ヴァイオリンコンクール」、ファイナリスト。2022年第10回「フリッツ・クライスラー国際ヴァイオリンコンクール」第2位。また、2022年にウィーンフィルハーモニックの「サブスティテュート(代理奏者)試験」に合格。現在、オーストリアやベルギーで研さんを積み、米国やイタリアなど各地で演奏している。
 
 

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2025年10月26日

◆第94回「日本音楽コンクール】バイオリン部門、第1位は中谷 哲太朗


 第94回「日本音楽コンクール】バイオリン部門本選が10月26日(日)に行われ、第1位 中谷 哲太朗。

  第1位 中谷 哲太朗
  第2位 松木 翔太郎
  第3位 荻原 緋奈乃
  第4位 高麗 愛子

  岩谷賞(聴衆賞) 中谷 哲太朗

 本選の模様は、下記の日程で放送する予定。
  
 ◆NHK-FM ラジオ
   11月20日(木)19:35~21:15

 ◆テレビ放送
  ・NHK Eテレ ドキュメンタリー
    12月中旬に放送予定

  ・NHK BS「クラシック俱楽部」
    BS2K、BSプレミアム4K
    いずれも12月に放送予定

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2025年10月26日

◆第94回「日本音楽コンクール」ピアノ部門、加藤 皓介が第1位


 第94回「日本音楽コンクールピアノ部門」本選が10月25日に行われ、第1位 加藤 皓介。

   第1位 加藤 皓介
   第2位 中瀬 智哉
   第3位 国本 奈々
   第4位 藤川 天耀

   岩谷賞(聴衆賞) 加藤 皓介

 本選の模様は、下記の日程で放送予定。

 ◆NHK-FM ラジオ
  11月19日(水)19:35~21:15

 ◆テレビ放送
 ・NHK Eテレ ドキュメンタリー
   12月中旬に放送予定

 ・NHK BS「クラシック俱楽部」
  BS2K、BSプレミアム4K
   いずれも12月に放送予定

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2025年10月24日

◆第94回「日本音楽コンクール」オーボエ部門、第1位は山田 涼子


 第94回「日本音楽コンクール」オーボエ部門本選が10月24日(金)に行われ、第1位は山田 涼子。

  第1位 山田 涼子
  第2位 江波戸 大樹
  第3位 岡村 彩香
  第4位 奈良 彩葉

  岩谷賞(聴衆賞) 江波戸 大樹

  本選の模様は、下記の日程で放送予定。

 ◆NHK-FM ラジオ
   11月18日(火)19:35~21:15

 ◆テレビ放送
  ・NHK Eテレ ドキュメンタリー
    12月中旬に放送予定

  ・NHK BS「クラシック俱楽部」
    BS2K、BSプレミアム4K
    いずれも12月に放送予定

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