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2016年8月15日

◆リオ・オリンピックでの「君が代」の演奏が通常より遅い訳は?


 現在開催中のリオデジャネイロ・オリンピックおいて、日本人選手が金メダルを獲得した際の表彰式などで、国旗掲揚とともに「君が代」が流されているが、通常より遅い演奏がインターネット上などで話題となっている。

 この演奏は読売日本交響楽団で、近衛秀麿編曲の楽譜を使用し、首席客演指揮者の下野竜也指揮によるフルオーケストラ版でレコーディングを行った。

 これは、日本オリンピック委員会(JOC)からオフィシャルパートナーの読売新聞東京本社を通じて、「君が代」の音源製作依頼を受け、2013年9月20日に文京シビックホールで収録。

 演奏時間は、JOCから60秒~90秒で演奏するように要請があったため、従来より遅いテンポでの演奏になったもの。

 この録音は、2014年のソチ五輪から使用されており、フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦の表彰式でも流れたという。

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