2010年12月17日
東京都交響楽団は、今季から新たにヤクブ・フルシャをプリンシパル・ゲスト・コンダクターとして迎えることを決定した。
チェコ出身で今年29歳を迎えるフルシャは、現在プラハ・フィルハーモニア音楽監督・首席指揮者、英グラインドボーン・オン・ツアーの音楽監督を兼任するなど、欧米で最も注目されている俊英指揮者のひとり。
フルシャは、2008年5月に都響に初客演し、スメタナ、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフという色彩感に富んだプログラムから瑞々しい熱演を引き出し、大きな喝采を浴びた。
都響では今年設立45周年を迎え、現在のエリアフ・インバル(プリンシパル・コンダクター)、小泉和裕(レジデント・コンダクター)と共に、目覚ましい躍進を続けるフルシャが新たに指揮者団に加わり、さらに充実した企画と演奏を目指すことにしている。