2013年5月29日
ヴァイオリニストの潮田益子が、米国で白血病のため死去した。享年71歳。
潮田益子は、15歳で日本音楽コンクールヴァイオリンの部第1位及び特賞を受賞。桐朋学園高校を卒業後、ソ連政府に招待され、レニングラード音楽院に3年間留学。留学中の1963年に、エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位入賞。
1964年よりヨーゼフ・シゲティに師事した後、1965年に欧米においてデビューを果たす。1966年第3回チャイコフスキー国際コンクールで第2位入賞。
それ以後、世界の一流オーケストラと共演したほか、サイトウ・キネン・オーケストラや水戸室内管弦楽団などでも活躍した。