2014年6月25日
ナクソス・ジャパンは、TBSが運営してきたクラシック専門のインターネットラジオ局OTTAVA(オッターヴァ)の商標・ドメインを譲り受け、今後、同社が中心となって、OTTAVAの運営会社を設立し、サービスを継続していくと発表した。
OTTAVAは、2007年4月、TBSが、デジタルラジオの実用化試験放送の1チャンネルとして開局。同時に、インターネットでのストリーミング配信をスタートさせた。パソコンやスマートフォンを通じて、約20万人のリスナーを有していたが、昨年、TBSは、デジタルラジオへの不参入を決定。これまで取り組んできたデジタルラジオの実現に向けた施策を一旦見直すこととし、本年4月1日、OTTAVAも、6月末での休止を発表していた。
7月1日からは、ナクソス・ジャパンがOTTAVAのホームページをそのまま引継ぎ、OTTAVAプレゼンター陣と共に24時間のストリーミング配信を継続させる。その後、OTTAVAが提案しているクラシック音楽の世界をマネタイズできる複数の事業者とOTTAVAの運営会社を設立。10月には、新番組を編成し、ホームページ内でのコンテンツ販売、有料配信等を開始。新しいOTTAVAとしての本格的なサービスインを予定している。