2017年5月29日
2017年度「武満徹作曲賞」(審査員:ハインツ・ホリガー<スイス>)は、5月28日に東京オペラシティコンサートホールにおいて本選演奏会が行われ、坂田直樹(日本)が第1位となった。
◇
第1位 坂田直樹(日本) 組み合わされた風景
第2位 ジフア・タン(マレーシア) at the still point
第2位 アンナキアーラ・ゲッダ(イタリア) NOWHERE
第2位 シュテファン・バイヤー(ドイツ) 私はかつて人肉を口にしたことはない
第1位の坂田直樹(日本)は、1981年、京都市生まれ。2007年愛知県立芸術大学、2008年パリ・エコール・ノルマル音楽院をそれぞれ首席で卒業。2013年パリ国立高等音楽院にてステファノ・ジェルヴァゾーニのクラスを修了。2014年IRCAMにて研修を受ける。作品は武生国際音楽祭、Festival Musica、ロワイヨモン作曲講習会“Voix nouvelles”など、多数の音楽祭や企画で取り上げられている。桑原賞、SACEM賞、第36回入野賞受賞。2011年武生作曲賞、日本音楽コンクール作曲部門入選。2010〜2011年ローム ミュージック ファンデーション奨学生。現在、パリ在住。