2022年12月27日
◆藤田真央のCD「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」が文化庁「芸術祭優秀賞」を受賞
藤田真央がリリースした世界デビュー・アルバム「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」(2022年10月発売 ソニーミュージック)が、令和4年度(第77回)文化庁「芸術祭優秀賞」を受賞した。
受賞の理由は、「平成10年生まれの藤田真央が録音したモーツァルトのピアノ・ソナタ全集は、自発性に満ちた音楽的感興が、独自のモーツァルトの世界を醸成している。この恐いもの知らずとも評せられる奔放で果敢な音楽作りは、若き藤田の唯一無二の記念碑的な演奏ともなっている。日本人がモーツァルト解釈の新しいページを拓いた画期的録音だ」。
藤田真央は昨年、クラシックの名門レーベル、ソニークラシカルとの専属ワールドワイド契約を日本人ピアニストとして初めて締結した。また、モーツァルトのピアノ・ソナタ全集を日本人ピアニストがワールドワイド契約でリリースするのは、内田光子以来2人目の快挙。
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2022年12月27日
◆読売日本交響楽団、文部科学大臣賞「芸術祭大賞」を受賞
令和4年度(第77回)文化庁芸術祭の音楽部門・関東参加公演の部において、読売日本交響楽団が文部科学大臣賞「芸術祭大賞」を受賞した。
受賞対象は、2022年10月25日(火)にサントリーホールにて、桂冠指揮者シルヴァン・カンブルランと、ヴァイオリンの成田達輝、三味線の本條秀慈郎をソリストに迎えて開催した「第622回定期演奏会」。
文化庁は、大賞の贈賞理由を「桂冠指揮者シルヴァン・カンブルランが登場した本公演は、ドビュッシー2曲、巨大編成のヴァレーズ、10月に急逝した一柳慧の新作『ヴァイオリンと三味線のための二重協奏曲』と20世紀から今日までを繋ぐ意欲的な選曲が光った。厳格さと洗練を備えた指揮で、明晰かつ色彩感豊かな音楽を作り上げ、特にヴァレーズ『アルカナ』の多彩な音響を緻密にコントロールした演奏は圧巻であった。」と発表。
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