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2023年10月27日

◆九州交響楽団、2024年4月から首席指揮者に太田 弦が就任


 九州交響楽団は、2024年に首席指揮者に太田 弦、ミュージック・アドバイザーに篠崎史紀を新たに迎える。小泉和裕が終身名誉音楽監督に就任し、桂冠指揮者の秋山和慶、名誉客演指揮者の小林研一郎の陣容で臨む。

 太田 弦(1994年生まれ)は、札幌市出身。札幌西高校から東京藝術大学に進学し、同大学音楽学部指揮科及び同大学院音楽研究科指揮専攻修士課程を卒業。指揮を尾高忠明、高関健、作曲を二橋潤一に師事。 2015年「東京国際音楽コンクール(指揮)」で、2位及び聴衆賞を受賞。 2019年4月より2022年3月まで大阪交響楽団正指揮者。2022年「渡邉暁雄音楽基金音楽賞」を受賞。2023年4月仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者に就任。2023年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮者に就任。2024年4月より九州交響楽団首席指揮者に就任予定。

 篠崎史紀(1963年生まれ)は、福岡県北九州出身。現在、NHK交響楽団の特別コンサートマスターを務める。愛称は“まろ”。1978年常磐高等学校1年の時、第32回「全日本学生音楽コンクール」全国大会高校生の部で第1位。1979年、史上最年少で北九州市民文化賞を受賞した。高校卒業後の1981年、ウィーン市立音楽院に留学。1982年、ウィーン・コンツェルトハウス大ホールにてヨーロッパデビューを飾る。留学中、「ヴィオッティ国際音楽コンクール」室内楽部門で第3位、第20回「ボルドー国際音楽祭」で銀賞を受賞。1984年アメリカのワシントン州で開催されたタコマ国際音楽祭においてアメリカ・デビューを果たす。1988年帰国し、群馬交響楽団のコンサートマスターに就任。1991年、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経て、1997年、NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来N響をリードし、数多くの指揮者、団員からの厚い信頼を得ている。2001年「福岡県文化賞」を受賞。2008年北九州市文化大臣に任命される。2023年からはNHK交響楽団特別コンサートマスターに就任。このほか、篠崎史紀とN響メンバーによる室内合奏団での活動”MAROワールド ”にも取り組んでいる。

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