2010年11月12日
第4回仙台国際音楽コンクールのヴァイオリン部門ファイナルが行われ、次の通り1位―6位が決定した。今回は仙台を含む世界6都市で行われたオーディションには、ヴァイオリン部門95名(ピアノ部門105名を含めると合計200名)の若き演奏家たちが参加した。(写真は第1位のクララ ユミ・カン)
<ヴァイオリン部門入賞者>
第1位金メダル クララ ユミ・カン ドイツ/韓国 賞金300万円、ディプロマ
第2位銀メダル アンドレイ・バラーノフ ロシア 賞金200万円、ディプロマ
第3位銅メダル 長尾 春花 日本 賞金100万円、ディプロマ
第4位 キム・ボムソリ 韓国 賞金80万円、ディプロマ
第5位 キム・デミ 韓国 賞金70万円、ディプロマ
第6位 ジオラ・シュミット アメリカ 賞金60万円、ディプロマ
仙台国際音楽コンクールは、仙台市が開府四百年を記念して2001年に創設し、3年毎に
行うコンクール。才能ある若い音楽家を輩出することにより、世界の音楽文化の振興及び国際的文化交流の推進に寄与することを目的としている。
コ ンチェルト(協奏曲)を課題曲の中心に据えるという特色を持ち、ヴァイオリン部門とピアノ部門から構成されている。世界的に活躍する音楽家による厳正な 審査、国際音楽コンクール世界連盟の規約に則った公正で信頼性の高い運営とともに、市民の温かいホスピタリティに支えられたコンクールが特色。
セミファイナル及びファイナルでは仙台フィルハーモニー管弦楽団と共演し、その演奏を競う。コンクールの運営には、市民ボランティアが大きな役割を担っている。出場者のサポート、会場運営、広報活動など様々な場面で市民ボランティアが活躍している。(10/6/7:仙台国際音楽コンクール)