2014年12月19日
第16回「ホテルオークラ音楽賞」の受賞者は、弦楽四重奏団のクァルテット・エクセルシオとヴァイオリンの郷古廉に決定した。
授賞式および記念演奏会は、2015年3月6日にホテルオークラ東京「曙の間」にて開催される。
【クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)】
<ヴァイオリン:西野ゆか、山田百子 ヴィオラ:吉田有紀子 チェロ:大友肇>
年間 70公演を行う日本では数少ない常設の弦楽四重奏団。東京・京都・札幌でベートーヴェンを軸とした王道レパートリーによる「定期公演」、20世紀以降の現代作品に光をあてる「ラボ・エクセルシオ」、人気傑作選「弦楽四重奏の旅」、毎回ゲスト奏者を迎える協演企画「クァルテット・プラス」の4シリーズを展開しつつ全国的に活動。加えて、全国的に、室内楽の普及にも力を注ぐ。現在サントリーホール室内楽アカデミーで後進の指導にもあたっている。
【郷古 廉(ヴァイオリン)】
1993年生まれ。宮城県多賀城市出身。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。2007年12月のデビュー以来、日本各地のオーケストラと共演。また、国内各所でリサイタルを行う。2013年8月ティボール・ヴァルガ シオン国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞し、国内外で注目される。現在、ウィーン私立音楽大学にて研鑽を積みながら、ヨーロッパにおいても徐々に演奏機会を増やしている。