2015年3月31日
ドイツの現代作曲家のB.A.ツィンマーマンの「ある若き詩人のためのレクイエム」が日本初演される。
これはサントリーホールが「サマーフェスティバル2015」(8月22日~30日)の一環として取り上げるもので、東京都交響楽団の音楽監督に就任した大野和士の指揮で初演されるもの。
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918年―1970年)は、その前衛性と過去の音楽文化を折衷した独自の作風は、当時理解されることなく、最後は謎のピストル自殺を遂げてしまう。しかしその後、多様式主義を掲げる作曲家たちが現れるようになり、現在ではツィンマーマンの再評価が行われるようになってきている。
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B.A.ツィンマーマン:「ある若き詩人のためのレクイエム」
舞台監督:井清俊博
指揮:大野和士
管弦楽:東京都交響楽団
ナレーター:長谷川初範、塩田泰久
ソプラノ:森川栄子
バリトン:大沼 徹
合唱:新国立劇場合唱団
演奏:大石将紀、西本 淳(サクソフォン)、堀 雅貴(マンドリン)、大田智美(アコーディオン)、長尾洋史、
秋山友貴(ピアノ)、鈴木隆太(オルガン)
ジャズ・コンボ:スガダイロー・クインテット
スガダイロー(ピアノ)、吉田隆一(サクソフォン)、類家心平(トランペット)、
東保 光(ベース)、服部マサツグ(ドラム)
エレクトロニクス:有馬純寿
会場:サントリーホール
日時:2015年8月23日(日) 午後5時30分