クラシック音楽 ニュース


2015年4月30日

◆ヴァイオリニストの和波孝禧、旭日小綬章を受章

 全盲のヴァイオリニストの和波孝禧が旭日小綬章を受章した。

 和波孝禧(1945年生まれ)は、東京都出身。 生来の全盲であったが、4歳からヴァイオリンを始める。1954年、9歳の時、第6回全日本盲学生音楽コンクールで第1位特賞を受賞。1958年、中学校1年生の時、第12回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部で第1位を受賞。1962年、第31回日本音楽コンクールで第1位、特賞を受賞。

 1963年、ソリストとしてデビューを果たす。1965年ロン・ティボー国際コンクールで第4位、1970年カール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクールで第2位を受賞。1990年以来、サイトウ・キネン・オーケストラに参加。1993年モービル音楽賞、1994年サントリー音楽賞をそれぞれ受賞。

TrackBack URL :

コメント記入欄

*