2015年12月25日
平成27年度「咲くやこの花賞」の受賞者が発表され、音楽部門は関西弦楽四重奏団が受賞した。
「咲くやこの花賞」は、大阪市が大阪から世界に文化人を発信し、また大阪文化の振興・発展を目指すために設けている賞。
受賞した関西弦楽四重奏団は、2012年に結成した新鋭の弦楽四重奏団であり、京都のカフェ・モンタージュにおけるサロン・コンサートを軸に、その活動をより発展させるべく意気込んでいる。4人はそれぞれ東京藝術大学で学び、ヨーロッパでの研鑽と活動の後、林 七奈は現在、大阪交響楽団コンサートマスター、田村 安祐美は同じく大阪響のコンサートマスターを歴任し、現在は京都市交響楽団で活躍。小峰航一は札幌交響楽団首席ヴィオラ奏者を経て現在は京都市交響楽団首席ヴィオラ奏者。上森 祥平は日本音楽コンクール第1位を契機にドイツでの研鑽を経て、現在ソリストとして、また主要オーケストラの客演首席奏者としても活躍している。