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2016年2月15日

◆新日本フィル、9月から上岡敏之が音楽監督に就任 

 新日本フィルハーモニー交響楽団(新日本フィル)は、2016年9月に上岡敏之が音楽監督に就任すると正式に発表した。これまで新日本フィルは、3年間音楽監督不在であった。

 上岡敏之(1960年生まれ)は、東京藝術大学で指揮、作曲、ピアノ、ヴァイオリンを学ぶ。2年後、ロータリー国際奨学生としてハンブルク音楽大学に留学し、クラウスペーター・ザイベルに指揮を師事。キール市立劇場のソロ・コレペティトール及びカペルマイスターとして、歌劇場でのキャリアを開始。エッセンの市立アールト劇場第一カペルマイスター、ヘッセン州立歌劇場音楽総監督、ザールランド州立歌劇場音楽総監督等を歴任。

 現在、ヴッパータール市立歌劇場インテンダント兼音楽総監督(2015/16シーズン)。2016/2017シーズンよりコペンハーゲン・フィル チーフコンダクター。手兵ヴッパータール響とは2 度の日本ツアーも成功させた。日本では新日本フィル、読売日響等と共演。ザールブリュッケン音楽大学指揮科正教授。

 2007年第15回渡邊暁雄音楽基金音楽賞・特別賞、2015年第13回齊藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。2015年4月に新日本フィルのアーティスティック・アドバイザーに就任。

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