クラシック音楽 ニュース


2011年4月02日

ミューザ川崎シンフォニーホールが東日本大震災で被害

 

 ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川県川崎市幸区大宮町131)は、2011年3月11日に発生した東日本大震災で、ホールの天井仕上げ材等が落下する被害が発生した。

 現在の状況から、半年程度はホールでの公演開催は不可能となったという。

 また、音楽工房(市民交流室)は安全点検を行い施設の安全性は確認しているが、東京電力による計画停電前後の時間は保安上の理由からビル建物内への入場が制限されているため、計画停電にかかる時間帯は休館となる。

 ミューザ川崎シンフォニーホールは、2003年に竣工し、神奈川県川崎市が運営する最新のコンサートホールで、海外からも視察が訪れるほど内外の注目を集めていたことで知られる。座席数は1997席(車椅子席10席含む)、最大視距離は約37m、パイプオルガンのパイプ総数は5248本。

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