2016年3月11日
2015年度文化庁芸術選奨が発表され、指揮者の児玉宏(63歳)が文部科学大臣賞、ソプラノの中村恵理(38歳)が文部科学大臣新人賞を受賞した。
◇文部科学大臣賞◇
指揮者、児玉宏<対象公演:「大阪交響楽団第196回定期演奏会」ほか>
児玉 宏は、東京都出身。1975年桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科・指揮科卒業。卒業後すぐにドイツに渡り、オトマール・スウィトナーに師事。1996年~2001年バイエルン州立コーブルク歌劇場の音楽総監督。2008年大阪交響楽団(大阪シンフォニカー交響楽団)音楽監督・首席指揮者に就任。
◇文部科学大臣新人賞◇
ソプラノ、中村恵理<対象公演:中村恵理 ソプラノ・リサイタル>
中村恵理は、兵庫県出身。大阪音楽大学音楽学部声楽学科卒業。同大学大学院音楽研究科オペラ研究室修了。上木惇、油井成行の各氏に師事。2000年同大学新人演奏会に出演。選抜学生オペラ「フィガロの結婚」伯爵夫人役、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ役に出演。川西市音楽家協会会員。