2016年5月02日
インターネット接続サービス企業のインターネットイニシアティブ(IIJ)と独ベルリン・フィル・メディア(財団法人ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の子会社)は、ベルリン・フィル・メディアが運営するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」において、IIJが「ストリーミングパートナー」となるスポンサーシップ契約を締結した。
同契約により両社は、高精細映像と高品位音声を融合する未来の配信サービスを実現するため、共同で新技術の開発に挑戦する。
最初のプロジェクトとして、ハイレゾ音源をストリーミング配信するための技術で協力し、ベルリン・フィルの演奏を、ライブ・コンサートさながらの臨場感あふれる高音質で届けするサービスを展開する。
独ベルリン・フィル・メディアは、ベルリンフィルの演奏会の映像ハイビジョン配信サービス「デジタル・コンサートホール」を開始し、年間約50回の定期演奏会を、ライブ中継およびオンデマンド再生で提供(有料)している。
IIJは、ハイレゾ音源によるストリーミングサービス「PrimeSeat(プライムシート)」で放送しているインターネットラジオにおいて、4月16日より新番組「ベルリン・フィル アワー」を配信開始した。
新番組では、ベルリン・フィルの定期演奏会をハイレゾ音源(PCM 48kHz/24bit)でお届ける。ベルリン・フィル・メディアとのストリーミングパートナー契約締結により独占的に楽曲が提供されるもので、世界最高峰のオーケストラの演奏を自宅で楽しめる。