2022年2月01日
第32回「日本製鉄音楽賞」の受賞者は、以下の通り決定した。
【フレッシュアーティスト賞】 佐藤晴真 (チェロ)
2019 年のミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門において日本人として初めて優勝し、一躍国際的に注目を集めることとなった。その後の演奏会での目覚ましい活躍ぶりもさることながら、そのどれもが高い水準の演奏であり、最高の評価を得ている。日本を代表するチェリストになるであろう逸材として大きく期待される。
【特別賞】 広渡 勲 (プロデューサー、演出家)
現場を知り尽くした綿密な仕事ぶり、出演者とスタッフを纏める目配りの細やかさ。広渡さんは長きにわたり舞台監督として数々の舞台製作に従事し、質の高い公演を作り上げてきた。最近もなお、昨年の兵庫の《メリー・ウィドウ》演出など活発に活動を展開している。わが国の舞台音楽界での彼のこれまでの業績を高く評価し、今回の贈賞となった。
なお、第 32 回「日本製鉄音楽賞」の受賞記念コンサートは、2022 年 7 月に開催予定。