クラシック音楽 ニュース


2023年8月30日

◆ファビオ・ルイージ、NHK交響楽団首席指揮者の任期を2028年8月まで3年延長

 NHK交響楽団は、2022年9月に3年間の任期で首席指揮者に就任したファビオ・ルイージとの契約をこのたび3年延長し、2028年8月までとした。

 ァビオ・ルイージは今後、2023年12月のNHK交響楽団第2000回定期公演で、マーラー《交響曲第8番「一千人の交響曲」》を演奏。また2025年5月には、アムステルダムのマーラー音楽祭に招待され、続いてヨーロッパ各地での公演を予定している。

 2026年に創立100年を迎えるN響は、今後、数々の記念公演において、ルイージと共に魅力的なプログラムを届けることにしている。

 指揮のファビオ・ルイージ(1959年生れ)は、イタリア、ジェノヴァ出身。パガニーニ音楽院およびグラーツ音楽院で学ぶ。1984年グラーツ歌劇場で指揮活動を始め開始。1990年グラーツ交響楽団を創設し、1995年まで芸術監督を務めた。その後、ライプツィヒ放送交響楽団芸術監督、スイス・ロマンド管弦楽団首席指揮者、ウィーン交響楽団首席指揮者、シュターツカペレ・ドレスデン音楽監督、メトロポリタン歌劇場首席指揮者、チューリッヒ歌劇場音楽総監督、ダラス交響楽団音楽監督、デンマーク国立管弦楽団首席指揮者を歴任。 2013年メトロポリタン歌劇場とのワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の録音によりグラミー賞を受賞。 2017年デンマーク国立交響楽団首席指揮者、2019年フィレンツェ五月音楽祭音楽監督に就任。2022年9月NHK交響楽団首席指揮者に就任。

TrackBack URL :

コメント記入欄

*