クラシック音楽 ニュース


2011年11月02日

◆ピアニストの高橋アキ、2011年秋の紫綬褒章を受賞

 エリック・サティの演奏・普及や現代音楽を得意とするピアニストの高橋アキが、2011年秋の紫綬褒章に選ばれた。

 高橋 アキ(1944年生まれ)は、神奈川県鎌倉市出身。東京芸術大学卒業および同大学院修了。同大学院在学中に武満徹作品でピアニストとしてデビュー。1975年には、エリック・サティ没後50年を記念し「エリック・サティ連続演奏会」を配偶者である秋山邦晴氏と開催するなど、わが国においてエリック・サティの普及に尽力すると同時に、武満徹など現代音楽に積極的に取り込り組み、現在、世界各国で活発な演奏活動を展開している。

 これまでCD「シューベルト・ピアノソナタ集」(カメラータ・トウキョウ)と「モートン・フェルドマン・トリオ」コンサートの演奏により、平成19年度(第58回)芸術選奨文部科学大臣賞。またCD「危険な夜 高橋アキ・プレイズ・ジョン・ケージ」(カメラータ・トウキョウ)により平成20年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞している。

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