2019年9月01日
◆第29回「芥川也寸志サントリー作曲賞」、稲森安太己が受賞
第29回「芥川也寸志サントリー作曲賞」の公開演奏・選考会が9月31日にれ、稲森安太己の「『擦れ違いから断絶』大アンサンブルのための」が受賞した。
「芥川也寸志サントリー作曲賞」は、オーケストラ作品を対象にした作曲家の賞で、今回から芥川作曲賞から賞名を変更した。
第29回「芥川也寸志サントリー作曲賞」の公開演奏・選考会が9月31日にれ、稲森安太己の「『擦れ違いから断絶』大アンサンブルのための」が受賞した。
「芥川也寸志サントリー作曲賞」は、オーケストラ作品を対象にした作曲家の賞で、今回から芥川作曲賞から賞名を変更した。
第17回「東京音楽コンクール」声楽部門の本選が8月26日に行われ、入賞者が次の通り発表された。
◇
<第17回「東京音楽コンクール」声楽部門 本選結果>
第1位:該当者なし
第2位:工藤和真(テノール)
第3位:井出壮志朗(バリトン)
入選:小川栞奈(ソプラノ)
前川健生(テノール)
竹下裕美(ソプラノ)
第17回「東京音楽コンクール」木管部門の本選が8月24日に行われ、入賞者が次の通り発表された。
◇
<第17回「東京音楽コンクール」ピアノ部門 本選結果>
第1位:秋山紗穂
第2位:北村明日人
第3位:伊舟城歩生
入選:大崎由貴
聴衆賞:秋山紗穂
第43回「ピティナ・ピアノコンペティション特急ファイナル」(主催:PTNA)の本選が行われ、特級グランプリは、亀井聖矢(桐朋学園大学1年生)が受賞した。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(PTNA)は、1966年に発足したピアノを中心とする音楽指導者の団体。ピアノ指導者をはじめ、ピアノ学習者や音楽愛好者など、約16,000人の会員が所属し、さまざまなイベントやサービスを展開して、指導者の資質向上を目指している。
第17回「東京音楽コンクール」木管部門の本選が8月22日に行われ、入賞者が次の通り発表された。
◇
<第17回「東京音楽コンクール」木管部門 本選結果>
第1位:瀧本実里(フルート)
第2位:八木瑛子(フルート)
第3位:亀居優斗(クラリネット)
入選:佐藤京香(オーボエ)
清水 伶(フルート)
聴衆賞:亀居優斗(クラリネット)
第23回「松方ホール音楽賞」(主催:神戸新聞社)が8月5日~9日開催され、入賞者が発表された。
松方ホール音楽賞は、クラシック音楽に情熱を燃やす若い音楽家の活動を顕彰し、将来、文化の架け橋として活躍することを望んで創設された。
<ヴァイオリン部門>
松方ホール音楽賞:該当者なし
奨励賞:芝内もゆる
前田妃奈
<ピアノ部門>
松方ホール音楽賞:小澤 美玲
奨励賞:荒石果穂
秋山紗穂
<声楽部門>
松方ホール音楽賞:増田貴寛
<金管楽器部門>
松方ホール音楽賞:小池未悠
奨励賞:山崎浩司
小林千佳
第55回「日伊声楽コンコルソ2019」が7月18日、東京文化会館小ホールにおいて本選が行なわれ、以下の結果が発表された。 1位~3位入賞者の披露演奏会を兼ねた特別コンサートを 11月24日(日)2時開演 よみうり大手町ホールで開催する。
【第55回日伊声楽コンコルソ入賞者】
第1位 テノール 井藤 航太
第2位 ソプラノ 山中 さゆり
第3位 ソプラノ 水野 友貴
歌曲賞 山中 さゆり
五十嵐喜芳賞 井藤 航太
【第55回日伊声楽コンコルソ入選者(本選での歌唱順)】
バリトン 井出 壮史朗
ソプラノ イ・スンジェ
バスバリトン 後藤 春馬
ソプラノ 山中 さゆり
ソプラノ 江水 妙子
テノール 井藤 航太
ソプラノ 水野 友貴
第27回(2019年度)「渡邉曉雄音楽基金 音楽賞・特別賞」受賞者が次の通り発表された。
◆音楽賞:該当者なし
◆特別賞:本名徹次(指揮者)
山田正幸(「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭」総合プロデューサー)
◇
本名徹次(指揮者)は、ベトナム国立交響楽団音楽監督・首席指揮者。2013年秋には日越外交関係樹立40周年を記念して同団との日本ツアーを行い好評を博した。2014年秋には、モスクワ音楽院チャイコフスキー記念大ホール等で初めて公演を行った。東京国際音楽コンクール最高位、トスカニーニ国際指揮者コンクール第2位、ブダペスト国際指揮者コンクール優勝。これまでにミラノ・スカラ座管、ヴェルディ響、プラハ放送響、フィルハーモニア管等数多くのオーケストラを指揮、またベトナム国立響とは2010年ハノイ遷都1000年祭を記念し、マーラー交響曲第8番「千人の交響曲」を指揮、2011年には同団初のアメリカ公演、13年にはイタリア公演を成功に導いた。2012年11月には、長年のベトナム音楽界への貢献に対しベトナム政府より文化功労賞を授与された。2018年9月、ベトナム各国友好組織連合会より諸国平和友好記念章を授与される。
山田正幸(「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭」総合プロデューサー)は、1942年 石川県生まれ。金沢大学教育学部卒業後、能登の高校に教諭として19年間勤務。その間、合唱部や吹奏楽部を指導して全国大会に導いたほか、近隣の高校生達で能登青少年吹奏楽団を編成し、スイス(ジュネーブ音楽祭)やアメリカ(ローズパレード)等海外にも遠征。1988年に石川国体局式典課で国体音楽を担当。翌年、作られて間もないオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)事業部長となり、以後、事務局長、GM、常務理事を歴任し、初代音楽監督である故岩城宏之氏と共にOEKの発展に尽力する。2008年から2代目井上道義監督を補佐し「ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭」のチーフ・プロデューサーを務め、現在は新しく発足した北陸を中心とする「風と緑の楽都音楽祭」の総合プロデューサーを務める。
第7回「仙台国際⾳楽コンクール」 ヴァイオリン部⾨のファイナルが6月30日に行われ、審査結果が次のように発表された。
第1位 入賞者なし
第2位 シャノン・リー(アメリカ/カナダ、27歳、クリーヴランド音楽院)
第3位 友滝真由(日本、23歳、ベルリン芸術大学)
第4位 北田千尋(日本、22歳、桐朋学園大学大学院)
第5位 イリアス・ダビッド・モンカド(ドイツ、18歳、ザルツブルク・モーツァルテウム大学予科)
第6位 荒井里桜(日本、20歳、東京藝術大学)
第6位 コー・ドンフィ(韓国、22歳、ソウル国立大学)
聴衆賞 古澤香理(日本、20歳)
シャノン・リー(アメリカ/カナダ、27歳)
アンドレア・オビソ(イタリア、25歳)
モスクワで開かれていた第16回「チャイコフスキー国際コンクール」のピアノ部門で藤田真央(東京音楽大3年)が2位、ヴァイオリン部門で金川真弓(米国籍)が4位に入賞した。
藤田真央は、2016年第20回「浜松国際ピアノアカデミーコンクール」第1位受賞、同年「ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクール」(アメリカ)ジュニア部門第3位 、2017年第27回「クララ・ハスキル国際ピアノコンクール」(スイス)第1位、併せて聴衆賞などの3つの特別賞受賞、日本人では河村尚子以来3人目の優勝。