2019年2月05日
第17回(2018年度)「齋藤秀雄メモリアル基金賞」のチェロ部門は、伊藤悠貴が受賞した。指揮者については今回該当者はなし。
「齋藤秀雄メモリアル基金賞」(ソニー音楽財団)は、チェリスト・指揮者・教育者として高名な故・齋藤秀雄(1902-1974)氏に因むもので2002年(平成14年)に創設された。
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チェロの伊藤悠貴(1989年生まれ)は、東京都出身。1996年、桐朋学園子供のための音楽教室でチェロを始める。2004年に渡英。2015年王立音楽大学を最優秀弦楽器奏者賞を得て全課程を首席で卒業。 16歳でロンドンにてコンチェルト・デビュー。2010年第17回「ブラームス国際コンクール」、2011年第3回「ウィンザー国際弦楽コンクール」において日本人チェロ奏者として初優勝、それをきっかけにロンドンを拠点に本格的に音楽活動を開始。 2013年よりロンドンのナイツブリッジ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督/首席指揮者を務める。
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2019年2月02日
英国ロンドンを中心に毎年夏に行われている世界最大級のクラシック音楽祭「BBC プロムス(BBC Proms)」が、「BBC プロムス ジャパン 2019(BBC Proms JAPAN 2019)」として、2019年10月30日(水)から11月4日(月・振休)まで、Bunkamuraオーチャードホール(東京)とザ・シンフォニーホール(大阪)で開催される。
この「BBC プロムス」は、オーストラリア、ドバイと世界的な広がりをみせているが、今回日本でも開催されることとなった。「BBC プロムス ジャパン 2019」は、BBCスコティッシュ交響楽団と同楽団の首席指揮者であるトーマス・ダウスゴーが出演。日程や会場、曲目、ソリストなどの詳細については、2019年3月中旬に発表される。
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2019年1月29日
2018年度 (第39回) の「音楽クリティック・クラブ賞」は、下記の通り受賞者が決定した。
音楽クリティック・クラブ賞 本 賞 尾高忠明 (大阪フィルハーモニー交響楽団 音楽監督)
〃 大阪音楽大学 ザ・カレッジオペラハウス(オペラ制作・上演)
奨励賞 高田泰治(フォルテピアノ奏者)
音楽クリティック・クラブ賞は、「直近の1年間に関西圏で開催された演奏会のなかから」選ぶことになっていて、2018年度については、本賞2件、奨励賞1件が選ばれた。
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2019年1月27日
2018年度 第28回「青山音楽賞」の受賞者が次の通り発表された。「青山音楽賞」は、毎年1月より12月までの間に京都の青山音楽記念館(バロックザール)で開催された公演の中から選考し、個人または団体へ授与する。
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新人賞 松岡 井菜(ヴァイオリン) 現在、ウィーン国立音楽大学に在籍
受賞公演:2018年 9月9日(日) 開催《松岡井菜 ヴァイオリンリサイタル ~ウィーンの学舎より》
新人賞 小林 壱成(ヴァイオリン) 現在、ドイツ・ベルリン芸術大学大学院に在学中
受賞公演:2018年 12月14日(金) 開催《小林壱成ヴァイオリンリサイタル》
青山賞 ファルカシュ・ガーボル(ピアノ) 現在、東京音楽大学教授
受賞公演:2018年3月23日(金) 開催《ファルカシュ・ガーボル ピアノリサイタル》
青山賞 サーシャ・ボルダチョフ( ハープ)
受賞公演:2018年11月25日(日) 開催《サーシャ・ボルアチョフ ハープリサイタル》
青山賞 アサーシャ・ボルダチョフ 米国Lyon & Healy 及びSalvi-Italy専属ハーピスト
受賞公演:2018年11月25日(日) 開催《サーシャ・ボルアチョフ ハープリサイタル》
バロックザール賞 葵トリオ(ピアノ三重奏) 東京藝術大学、サントリーホール室内楽アカデミー第3期生として出会い、2016年に結成
小川 響子(ヴァイオリン)
伊東 裕 (チェロ)
秋元 孝介(ピアノ)
受賞公演:2018年3月24日(土) 開催《葵トリオ ~ピアノ三重奏の調べ~》
バロックザール賞 弓 新 (ヴァイオリン) 2018年にロン=ティボー国際音楽コンクールで第5位入賞
ナタナエル・グーアン(ピアノ) 2010年、ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝
受賞公演:2018年12月15日(土) 開催《弓 新&ナタナエル・グーアン デュオリサイタル》
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2019年1月24日
第20回「ホテルオークラ音楽賞」は、ソプラノの小林沙羅とチェロの岡本侑也が受賞した。
授賞式は、3月22日(金)、ホテルオークラ東京で行われる。
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ソプラノの小林沙羅は、東京都出身。東京芸術大学音楽学部卒業。同大学大学院修士課程修了。2010年3月より留学し、ウィーンとローマにて研鑽を積みながら演奏活動を行う。2015年秋に拠点を日本に移す。2012年2月にはソフィア国立歌劇場に「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ役で出演し欧州オペラデビュー、3月には同歌劇場に新制作プレミエ公演「愛の妙薬」にアディーナ役で出演し、現地新聞評で絶賛され大成功を収めた。同年6月にはウィーンにて開催されたオペレッタコンクール、オスカーシュトラウス声楽コンクールにて2位を受賞。
チェロの岡本侑也(1994年生まれ)は、東京都出身。2004年ドイツ音楽協会主催「青少年音楽コンクール」バイエルン州地域部門第1位&バイエルン放送局特別賞を受賞。2011年第80回「日本音楽コンクール」チェロ部門第1位、併せて岩谷賞(聴衆賞)を含む4つの特別賞受賞。2017年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」のチェロ部門第2位・イザイ賞を受賞。第16回(2017年)「齋藤秀雄メモリアル基金賞」受賞、第28回(2017年度)「出光音楽賞」受賞。
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2019年1月10日
第48回「イタリア声楽コンコルソ」(毎日新聞社、日本イタリア協会共催)の受賞者は次の通り。
【ミラノ大賞部門】
◆ミラノ大賞
大田原 瑶
ソプラノ
東京藝術大学 大学院修了
ピアノ:古藤田みゆき
【シエナ大賞部門】
◆シエナ大賞
杉尾 真吾
バス
武蔵野音楽大学 大学院修了
ピアノ 中野裕子
【ロイヤルティガ―国際部門】
◆ロイヤルティガー大賞
水野 友貴
ソプラノ
東京音楽大学大学院 オペラ研究領域 修了
ピアノ:篠宮久徳
【三部門共通】
* テノール特賞 *
浅原孝夫
ロイヤルティガー国際部門/テノール
洗足学園音楽大学音楽学科卒業
ピアノ:山下珠実
* 金賞 *
奥秋 大樹
ミラノ大賞部門/バス
武蔵野音楽大学大学院修了
ピアノ:渡邊拓也
* 金賞 *
川口 詩子
シエナ大賞部門/ソプラノ
ピアノ: 織井香衣
* 金賞 *
本多 信明
シエナ大賞部門/テノール
名古屋大学卒業
ピアノ:篠宮久徳
* イタリア大使杯 *
河野 大樹
ミラノ大賞部門/テノール
東京藝術大学大学院オペラ専攻在学
ピアノ:中山 瞳
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2018年12月29日
世界一の音響を誇る黄金のホールで行われる、年に一度の「音楽の祭典」。話題の指揮者ティーレマンと世界最高峰のオーケストラ、ウィーン・フィルによるウィンナ・ワルツの熱演を周辺取材も交えて3時間生放送する。ゲストは元ウィーン・フィルコンサートマスターキュッヒルご夫妻、俳優の中谷美紀、ウィーン・フィルのメンバーも生出演。世界最高のコンサートをライブで送る。
指揮者…クリスティアン・ティーレマン
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
会場:ウィーン楽友協会
日時:2019年1月1日(火) 19時00分~22時00分 (放送:NHK‐Eテレ/NHK‐FM)
ゲスト:ライナー・キュッヒル、キュッヒル真知子、中谷美紀、ダニエル・フロシャウアー
司会:森田洋平
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2018年12月29日
平成30年度「咲くやこの花賞」の音楽部門は、ヴァイオリンの浅井咲乃が受賞した。
「咲くやこの花賞」は、創造的で奨励に値する芸術文化活動を通して、大阪文化の振興に貢献し、かつ将来の大阪文化を担うべき人材(個人または団体)に対し、大阪市が昭和58年度から贈呈している。「美術」「音楽」「演劇・舞踊」「大衆芸能」「文芸その他」の5部門からなり、受賞者は毎年5名以内で、概ね40歳以下となっている。
ヴァイオリンの浅井咲乃は、2003年京都市立芸術大学を卒業。第6回神戸国際学生音楽コンクール優秀賞受賞。テレマン室内オーケストラ、ソロコンサートマスター。2013年チェンバロ奏者高田泰治とのデュオ結成。 2011年大阪市浪速区の公認マスコット「なにわのヴァイオリニスト」となり、さらに文化観光大使「728(なにわ)大使」に昇格。2015年からは「浪速区文化親善大使」として地域の文化振興にも力を入れつつ、活動の幅を広げている。
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2018年12月28日
文化庁では、平成30年度「文化庁芸術祭賞」を決定した。
文化庁芸術祭賞の贈呈式は、関西参加公演の受賞者については、平成31年1月22日(火)15:00から、リーガロイヤルホテル(大阪)(大阪市北区中之島5-3-68)、関東参加公演及び参加作品の受賞者については、平成31年2月14日(木)15:30から、リーガロイヤルホテル(東京)(新宿区戸塚町1-104-19)で行う。
音楽部門の受賞者は次の通り。
【音楽部門】
<大賞>
関東参加公演の部 該当なし
関西参加公演の部 並河寿美 第27回みつなかオペラ「トスカ」における歌唱
<優秀賞>
関東参加公演の部 田嶋直士 第38回東京尺八リサイタルの成果
関東参加公演の部 加藤訓子 「DRUMING(どらみんぐ)」の成果
関西参加公演の部 片岡リサ 「片岡リサ20周年記念 筝リサイタル」の成果
<新人賞>
関東参加公演の部 川瀬賢太郎 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 定期演奏会 みなとみらいシリーズ
第343回の成果
関西参加公演の部 該当なし
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2018年12月25日
東京都交響楽団は、大野和士音楽監督の任期を2023年3月まで延長すると発表した。
大野和士は、ベルギー王立歌劇場音楽監督(2002年―2008年)、リヨン国立オペラ音楽監督(2008年―2017年)などを歴任し、2015年4月より東京都交響楽団の音楽監督を務めている。
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