2016年9月23日
7月26日に亡くなった中村紘子を偲ぶ「中村紘子 メモリアル・コンサート」が、12月11日、サントリーホールで開催される。
出演は、ピアノ:上原彩子、横山幸雄、河村尚子、ヴァイオリン:漆原啓子、チェロ:堤剛。
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モーツァルト:ピアノ・ソナタ K. 310(上原彩子)
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 「葬送」(横山幸雄)
ラフマニノフ:組曲第2番より“ロマンス”“タランテラ”(Ⅰ:横山幸雄 Ⅱ:上原彩子)
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 「偉大な芸術家の思い出に」(河村尚子、漆原啓子、堤剛)
ピアノ:上原彩子、横山幸雄、河村尚子
ヴァイオリン:漆原啓子
チェロ:堤剛
会場:サントリーホール
日時:2016年12月11日(日) 午後2時
一般発売開始:10月22日
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2016年9月13日
第28回「高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者が発表され、音楽部門ではギドン・クレーメルが受賞した。
授賞式典は10月18日に東京・信濃町の明治記念館で行われる。
ギドン・クレーメル(1947年生まれ)は、ラトビア・リガ出身で、ドイツを拠点に活躍するヴァイオリニスト。22歳の時に「エリザベート王妃国際音楽コンクール」3位に入賞。1969年「パガニーニ国際コンクール」と1970年「チャイコフスキー国際コンクール」で優勝。1981年「ロッケンハウス音楽祭」を自ら創設。2001年「ユネスコ国際音楽賞」受賞、2002年「グラミー賞」最優秀Small Ensemble Performance賞受賞。
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2016年9月12日
ピアニストの阪田知樹が「フランツ・リスト国際ピアノ・コンクール(ブダペスト国際音楽コンクール)」で、優勝した。
阪田知樹は名古屋市出身(22歳)で、現在はドイツのハノーファー音楽大学で研鑽中。
同コンクールは1933年に始まった歴史あるもので、ハンガリーのブタペストで、5年に1度開催されている。今年はフランツ・リストの没後130年を記念しその名を冠している。
これまで、同コンクールでは1971年に松﨑伶子が優勝しているが、日本人の男性ピアニストとしては阪田知樹が初めての優勝を果たした。
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2016年9月10日
東京交響楽団首席ハープ奏者の景山梨乃が、第65回「ミュンヘンARD国際音楽コンクール」のハープ部門において第3位に入賞した。
1952年にスタートし、今年で65回目の開催となる「ミュンヘンARD国際音楽コンクール」ハープ部門は、これまで1983年、2004年、2009年に開催されており、今回2016年で4回目となる。
「ミュンヘンARD国際音楽コンクール」は、国際コンクールの中で最も難関のひとつであり、容易に第1位を出さないことでも知られる同コンクールでの入賞は快挙といえる。
景山梨乃は、東京藝術大学卒業後、パリ・エコールノルマル音楽院、ベルリン芸術大学などで学ぶ。日本ハープコンクール第1位、リリーラスキーヌ国際ハープコンクール2位(1位なし)。2014年東京交響楽団入団、2016年から首席ハープ奏者を務める。
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2016年9月10日
オーストリア南部ペルチャッハで開催された「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」の室内楽部門で、東京都出身のピアニスト油井香澄と韓国人ヴァイオリニストのパク・スーヒョンのデュオが第1位となった。
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2016年9月07日
「NHK音楽祭2016 ”MEET the CLASSICS~名曲と出会う場所~”」が10月14日~11月22日にNHKホールで開催される。メモリアルイヤーを迎える芸術家にスポットを当てて、その作品の真髄に迫る。
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<マリインスキー劇場管弦楽団>
ベルリオーズ/劇的交響曲「ロメオとジュリエット」
日時:10月14日(金)19時
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
ユリア・マトーチュキナ(メゾ・ソプラノ)
ミハイル・ペトレンコ(バス)
ディミトリー・コルチャック(テノール)
合唱:マリインスキー劇場合唱団
<NHK交響楽団>
ハイドン:交響曲 第104番「ロンドン」
武満徹:マイ・ウエイ・オブ・ライフ~マイケル・ヴァイナーの追憶に~
ブラームス:交響曲 第2番
日時:10月31日(月)19時
指揮:トゥガン・ソヒエフ
ギャリー・マギー(バリトン)
合唱:東京混声合唱団
<パリ管弦楽団>
ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」から「海の間奏曲」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ブリテン:セレナード
ドビュッシー:組曲「ペレアスとメリザンド」
11月18日(金)開場:18時 開演:19時
指揮:ダニエル・ハーディング
ヴァイオリン:ジョシュア・ベル
マーク・パドモア(テノール)
<サンフランシスコ交響楽団>
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
ブルックナー:交響曲第7番
日時:11月22日(火)19時
指揮:マイケル・ティルソン・トーマス
ピアノ:ユジャ・ワン
<特別プログラム ブラック・ダイク・バンド>
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミーラ」から
ミッション・インポッシブル
スカボロー・フェア
イモータル ほか
日時:10月29日(土)16時
指揮:ニコラス・チャイルズ
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2016年9月04日
大阪クラシック実行委員会(大阪市、大阪フィルハーモニー協会、御堂筋まちづくりネットワーク)は、9月11日(日曜日)から9月17日(土曜日)までの1週間、第11回「大植英次プロデュース“大阪クラシック~街にあふれる音楽~”」を開催する。
同音楽祭は、大阪フィルハーモニー交響楽団の桂冠指揮者である大植英次がプロデュースして、2006年から毎年開催され、今年で11回目。過去10年で798公演、43万人を超える来場者がある。
出演オーケストラは、大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、Osaka Shion Wind Orchestra(旧大阪市音楽団)。
開催場所は、御堂筋や中之島地区のオフィスビルやホテル、カフェなど全30か所・34会場。
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2016年9月01日
東京フィルハーモニー交響楽団は、9月から名誉音楽監督にチョン・ミョンフンが就任し、新たな体制で演奏活動を開始した。
チョン・ミョンフンは、1953年韓国ソウル生まれ。マンネス音楽学校とジュリアード音楽院でピアノと指揮法を学ぶ。1974年チャイコフスキー・コンクール ピアノ部門で第2位。
その後、ロスアンジェルス・フィルにてジュリーニのアシスタントとなり、後に副指揮者となる。ザールブリュッケン放響の音楽監督および首席指揮者(1984~1989)、オペラ座バスティーユの音楽監督(1989~1994)、ローマ・サンタチェチーリア管の首席指揮者(1997~2005)、フランス国立放送フィルの音楽監督(2000~2015。現在は名誉音楽監督)にも就任。
1997年に本人が創設したアジア・フィルハーモニー管の音楽監督も務める。2001年東京フィルハーモニー交響楽団のスペシャル・アーティスティック・アドヴァイザーに就任、2010年からは桂冠名誉指揮者、そして2016年9月からは名誉音楽監督に就任した。韓国では2006年より2015年までソウル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めた。2012年からは、シュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者にも就任。
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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
交響曲第6番「田園」
指揮:チョン・ミョンフン
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:チョ・ソンジン
会場:東京オペラシティ コンサートホール
日時:2016年9月21日(水) 19:00
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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
交響曲第6番「田園」
指揮:チョン・ミョンフン
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:チョ・ソンジン
会場:サントリーホール
日時:2016年9月23日(金) 19:00
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ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
交響曲第7番
指揮:チョン・ミョンフン
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
会場:Bunkamura オーチャードホール
日時:2016年9月25日(日) 15:00
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2016年8月29日
第26回「芥川作曲賞」は、渡辺裕紀子作曲の「折られた… 」が受賞した。
贈賞理由:自らの音に対する感性に従い、ひたむきに自分の言葉を捜そうとしている。新しい、リアリティのある響きに将来性を感じさせる作品として、高く評価された。
渡辺裕紀子は、1983年生まれ。桐朋学園大学にて作曲を原田敬子、間宮芳生各氏に学ぶ。野村国際文化財団、ロームミュージックファンデーションより奨学金を受け、グラーツ音楽大学にてベアート・フラー氏に学ぶ。2011年オーストリアにてÖ1 Talentebörse-Kompositionspreise 受賞。2013年文化庁新進芸術家海外研修員。現在DAAD 奨学生としてケルン音楽大学Konzertexamen 課程に在籍し、ヨハネス・シェルホルン氏に師事。
芥川作曲賞は、戦後のわが国音楽界の発展に多大の貢献をされた故芥川也寸志の功績を記念して、サントリー音楽財団(現・公益財団法人 サントリー芸術財団)が日本作曲家協議会の支援を得て1990年4月に創設したもの。
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2016年8月28日
新人音楽家の登竜門である第14回「東京音楽コンクール」ピアノ部門の本選が行われ、チョン・キュビンが優勝した。
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【第1位】 チョン・キュビン
【第2位】 西村 翔太郎
【第3位】 開原 由紀乃
【入選】 木本 秀太
【聴衆賞】 西村 翔太郎
なお、第14回「東京音楽コンクール優勝者&最高位入賞者コンサート」は、2017年1月9日(月・祝) 東京文化会館大ホールで、指揮:園田隆一郎、管弦楽:読売日本交響楽団によって開催される。
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