2016年6月12日
◆クラシック音楽の評論家・指揮者の宇野功芳が死去(享年86歳)
クラシック音楽の評論家で指揮者の宇野功芳が死去した。享年86歳。
宇野功芳は、東京都出身で国立音楽大学声楽科卒。父は漫談家の牧野周一。
クラシック音楽の評論家で指揮者の宇野功芳が死去した。享年86歳。
宇野功芳は、東京都出身で国立音楽大学声楽科卒。父は漫談家の牧野周一。
「紀尾井シンフォニエッタ東京」は、2017年4月から「紀尾井ホール室内管弦楽団」に改称する。
新機軸のテーマは「求心力」と「発信力」。音楽的な「求心力」として、首席指揮者にライナー・ホーネックを迎える。また、楽団メンバーの運営への参画を強化し、事務局と一体となった運営を行うことにより、さらに「求心力」を高める方針。
桂冠名誉指揮者 尾高忠明
首席指揮者 ライナー・ホーネック
桂冠演奏家 菅沼順二(ヴィオラ、東京芸術大学名誉教授)
杉木峰夫(トランペット、東京芸術大学名誉教授)
河原泰則(コントラバス、元WDR交響楽団首席奏者)
コンサートマスター 玉井菜採/千々岩英一/アントン・バラホフスキー
首席指揮者に就任するライナー・ホーネック(1961年生まれ)は、オーストリアのネンツィング出身。1981年ウィーン国立歌劇場管弦楽団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第一ヴァイオリン奏者として入団、1984年には同歌劇場管のコンサートマスターに、1992年にはウィーン・フィルのコンサートマスターに就任し、現在に至る。
第10回「岩城宏之音楽賞」は、現在、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の第1コンサートマスターでヴァイオリニストのアビゲイル・ヤングが受賞した。
「岩城宏之音楽賞」は、故岩城宏之(オーケストラ・アンサンブル金沢<OEK>永久名誉監督)の遺志を受け2007年に創設された。
受賞したアビゲイル・ヤングは、今年9月10日に行われる「岩城宏之メモリアル・コンサート金沢公演」(指揮:山田和樹氏)においてソリストとして出演し、公演の冒頭に音楽賞と副賞が授与される。
ヴァイオリンのアビゲイル・ヤングは、イギリス・グラスゴー生まれ。これまでイギリス室内管弦楽団副コンサートマスター、ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団コンサートマスターを務めた。1999年オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)と初共演し、現在、OEK第1コンサートマスター。ヨーロッパのオーケストラにもゲストコンサートマスターとして出演している。
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<授賞式ならびに披露演奏>
~岩城宏之メモリアル・コンサート金沢公演~
ヴァイオリン:アビゲイル・ヤング
指揮:山田和樹
管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
会場:石川県立音楽堂コンサートホール
日時:2016年9月10日(土)14:00
第8回「武蔵野市国際オルガンコンクール」は、2017年9月6日~18日に開催される。
同コンクールは、武蔵野市民文化会館小ホール(東京都武蔵野市)のマルクーセン&ソン社製オルガン(Marcussen & Son, 1984)によって4年に1回開催される。
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<第8回「武蔵野市国際オルガンコンクール」>
オリエンテーション:2017年9月6日
第1次予選:2017年9月9日(土)、10日(日)
第2次予選:2017年9月13日(水)、14日(木)
本選:2017年9月17日(日)
入賞者披露演奏会:2017年9月18日(祝・月)
2015年4月~2016年3月の東京都交響楽団の主催公演から、想い出に残った公演上位3位を聴衆の投票により決める「あなたが選ぶ、想い出に残った公演《2015年度》」の結果が発表された(それぞれ第1位を5点、第2位を3点、第3位を1点として集計。第14位まで発表)。
【第1位】
3/24 第802回定期B(指揮/エリアフ・インバル)
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム
バーンスタイン:交響曲第3番《カディッシュ》(語り/J.ピサール、L.ピサール ソプラノ/ヴィコパロヴァー 他)
【第2位】
12/15 第799回定期B(指揮/マルク・ミンコフスキ)
ルーセル:《バッカスとアリアーヌ》第1&第2組曲
ブルックナー:交響曲第0番
【第3位】
10/15 第795回定期A、10/16 第796回定期B(指揮/ペーター・ダイクストラ)
リゲティ:ルクス・エテルナ
シェーンベルク:地には平和を
モーツァルト:レクイエム(ジュスマイヤー版)(スウェーデン放送合唱団 他)
12/23、12/25、12/26 都響スペシャル「第九」(指揮/エリアフ・インバル)
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱付》
(ソプラノ/安藤赴美子、アルト/中島郁子、テノール/大槻孝志、バリトン/甲斐栄次郎 他)
カナダで開かれたモントリオール国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で東京音楽大学器楽専攻の1年生の辻彩奈が優勝した。
辻彩奈は岐阜県大垣市出身の18歳。
仙台国際コンクールは、ヴァイオリン部門のファイナル結果(入賞者)を次の通り発表した。
仙台国際音楽コンクールは、仙台市が開府四百年を記念して2001年に創設し、3年毎に行うコンクール。才能ある若い音楽家を輩出することにより、世界の音楽文化の振興及び国際的文化交流の推進に寄与することを目的としている。
第1位 ジャン・ユジィン(25歳 / 女 / 韓国)
第2位 スティーヴン・キム(20歳 / 男 / アメリカ)
第3位 青木 尚佳(24歳 / 女 / 日本)
第4位 アンナ・サフキナ(21歳 / 女 / ロシア)
第5位 メルエルト・カルメノワ(23歳 / 女 / カザフスタン)
第5位 岡本 誠司(21歳 / 男 / 日本)
審査委員特別賞 該当者なし
聴衆賞 1日目 アンナ・サフキナ(21歳 / 女 / ロシア)
2日目 黒川 侑(26歳 / 男 / 日本)
3日目 岡本 誠司(21歳 / 男 / 日本)
レコード再生をテーマとしたオーディオイベント「アナログオーディオフェア2016」(主催:アナログオーディオフェア実行委員会)が、6月11日(土)~12日(日)に、東京・秋葉原の損保会館(東京都千代田区神田淡路町2-9)で開催される。入場は無料。
昨年開催された「アナログオーディオフェア2015」が好評だったため、今年は会場を2フロア増設。出展メーカーは前回の約30社から大幅に増え、50社超が集結する。
各社がブースを出展するほか、2日間にわたって様々な試聴イベントなども予定されている。
<アナログオーディオフェア2016>
日時:6月11日(土) 12:00~19:00
6月12日(日) 10:00~18:00
会場:秋葉原・損保会館(千代田区神田淡路町2-9)
(JR秋葉原駅電気街口・御茶の水駅聖橋口より徒歩5分)
入場料:無料
指揮者のヤニック・ネゼ=セガンは、米ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)の音楽監督に就任する。
ヤニック・ネゼ=セガンは、カナダ出身で41歳。2012年にフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任し、現在、若手指揮者の中でも注目を浴びている指揮者の一人。
柳澤寿男が指揮者を務めるバルカン室内管弦楽団は、日本公演とスイス・ジュネーヴ公演を開催する。6月の日本公演では東京・第一生命ホール、岡谷市文化会館カノラホールほかでのコンサートを開催。また、10月にはジュネーヴでのコンサートを予定している。さらに現在、国連欧州本部での演奏、またヴィクトリアホールでのコンサートを調整しており、ヴィクトリアホールでは世界的なソリストとの協演を予定している。
バルカン室内管弦楽団は、2007年日本人指揮者柳澤寿男によってバルカン半島の民族共栄を願って設立された室内管弦楽団。2009年5月には、バルカン半島の民族対立の象徴の地のひとつでもあるコソボ北部ミトロビッツァにおいてコンサートを実現。
楽団員にはこれまでに、セルビア人、アルバニア人、マケドニア人、ボスニア人、ギリシャ人、スロベニア人、ブルガリア人、ルーマニア人、トルコ人が参加しており、旧ユーゴスラビア崩壊後の断絶された文化圏の貴重な橋渡しともなっている。
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<バルカン室内管弦楽団日本公演>
2016年6月5日(日)19:00長野県岡谷市:岡谷市文化会館カノラホール
[ナビゲーター]調整中、[管弦楽]バルカン室内管弦楽団、[ピアノ]調整中
「バルカン室内管弦楽団諏訪公演」
2016年6月9日(木)夜 東京都:会場調整中
「バルカン室内管弦楽団を囲むパーティー2016」
2016年6月10日(金)19:00東京都中央区:第一生命ホール(晴海トリトンスクエア内)
[ナビゲーター]調整中、[管弦楽]バルカン室内管弦楽団、[ピアノ]調整中
<バルカン室内管弦楽団スイス・ジュネーヴ公演>
2016年10月スイス連邦共和国ジュネーヴ市:ヴィクトリアホール
[管弦楽]バルカン室内管弦楽団、[ピアノ]調整中
曲目調整中(同日、国連欧州本部での演奏を調整中)