2016年7月11日
◆永六輔が死去(享年83歳)
放送作家・作詞家の永六輔が死去した。享年83歳。
永六輔は、「上を向いて歩こう」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」などの国民的ヒット曲の作詞を手掛けた。
放送作家・作詞家の永六輔が死去した。享年83歳。
永六輔は、「上を向いて歩こう」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」などの国民的ヒット曲の作詞を手掛けた。
双子デュオ「ザ・ピーナッツ」の妹の伊藤ユミが死去した。享年75歳。
姉の伊藤エミは2012年に亡くなっている。
第85回2016年度「日本音楽コンクール」(主催:毎日新聞、NHK)の本選が10月25日~30日に開催される。会場は、東京オペラシティコンサートホール。
「日本音楽コンクール」は、若手演奏家の登竜門として知られ、これまで日本の楽壇を担う人材を数多く輩出してきた。
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10月25日(火) フルート
10月26日(水) 作曲(オーケストラ作品)
10月27日(木) 声楽(歌曲)
10月28日(金) オーボエ
10月29日(土) バイオリン
10月30日(日) ピアノ
第24回(2016年度)「渡邉曉雄音楽基金」 音楽賞と特別賞が発表された。
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音楽賞:該当者なし
特別賞:アレクサンドル・ラザレフ、池辺晋一郎、井上道義
アレクサンドル・ラザレフ(1945年生まれ)は、ロシア出身の指揮者。1987年-1995年、ボリショイ劇場の音楽監督・首席指揮者を務め、同劇場自体の芸術総監督の任にもあった。2008年-2016年、日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者。2016年同交響楽団桂冠指揮者兼藝術顧問に就任。
池辺晋一郎(1943年生まれ)は、茨城県水戸市出身の作曲家。1966年日本音楽コンクール第1位。1974年文化庁芸術祭優秀賞(1982年、1983年、1984年にも)。1976年イタリア放送協会賞(1989年にも)。1989年国際エミー賞優秀賞。2004年紫綬褒章。1991年尾高賞(1999年にも)。
井上道義(1946年生まれ)は、東京都出身の指揮者。1971年ラ・スカラ主催「グィード・カンテッリ指揮者コンクール」優勝。1983年ー1988年新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督。1998年 フランス政府より芸術文化勲章「シェヴァリエ」を受賞。2007年 オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督に就任。
第8回「安川加壽子記念コンクール」(主催:日本ピアノ教育連盟)の本選が行われ、上原琢矢(大阪芸術大学1年)が優勝した。
同コンクールは、ピアニストで日本ピアノ教育連盟の初代会長である安川加壽子(1922年―1996年)の功績をたたえ、合わせてわが国のピアノ音楽のさらなる発展のために開催している。
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第1位 上原琢矢(大阪芸術大学1年)<全日本社会貢献団体機構賞/オクタヴィア・レコード賞>
第2位 吉見友貴(桐朋女子高等学校音楽科[共学]1年)
第3位 小林 遼(東京音楽大学大学院1年)
入 選 橋本健太郎(桐朋学園大学院大学2年)
樋口一朗(桐朋学園大学2年)
藤田健夫(東京音楽大学大学院2年)
伊舟城歩生(東京音楽大学1年)
佐久間由光(東京音楽大学1年)
第6回「仙台音楽コンクール」のピアノ部門の最終審査が行われ、第1位は、韓国のキム・ヒョンジュンが獲得した。
「仙台国際音楽コンクール」は、仙台市が2001年に創設し、3年毎に行うコンクール。
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第1位 キム・ヒョンジュン(25歳 / 女 / 韓国)
第2位 エヴァン・ウォン(26歳 / 男 / アメリカ)
第3位 北端 祥人(28歳 / 男 / 日本)
第4位 シャオユー・リュウ(19歳 / 男 / カナダ)
第5位 シン・ツァンヨン(22歳 / 男 / 韓国)
第6位 坂本 彩(27歳 / 女 / 日本)
審査委員特別賞 該当者なし
聴衆賞 1日目 シン・ツァンヨン(22歳 / 男 / 韓国)
2日目 シャオユー・リュウ(19歳 / 男 / カナダ)
3日目 エヴァン・ウォン(26歳 / 男 / アメリカ)
新国立劇場は、2018/2019シーズンの芸術監督に大野和士が就任する発表した。
大野和士の芸術監督就任期間は、平成30(2018)年9月1日~平成34年(2022)年8月31日の4年間。
4人組男声コーラスグループ「ダークダックス」のメンバーで、「マンガさん」の愛称で親しまれた佐々木行が死去した。享年84歳。
佐々木行は、リードテナーとして活躍。1993年、メンバー4人が紫綬褒章を受賞した。
ドイツで開催されていた「ロベルト・シューマン国際コンクール」の本選のピアノ部門で、梅村知世が2位、阿見真依子が3位に入賞した。
今回は1位は該当者がいなかった。
同コンクールは1956年に始まり、4年に1度開催されている。
第46回「東燃ゼネラル音楽賞」洋楽部門本賞は指揮者の井上道義、奨励賞(第28回)はピアニストの萩原麻未が受賞した。
<井上道義:贈賞理由>
若い時から国際的な活躍を展開し、その後国内外で重要ポストを歴任し、現在もオーケストラ・アンサンブル金沢の音楽監督や大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者の重責を担う井上道義氏が、咽頭癌克服後に繰り広げている活躍ぶりは、以前にもまして目を見張るものがある。今後の我が国の音楽界へのさらなる影響を期待して本賞を贈る。
<萩原麻未:贈賞理由>
萩原麻未が、1位を出さないことで有名なジュネーヴ国際音楽コンクールのピアノ部門で日本人として初めて優勝したのが2010年。その後も着実に成長を続け、協奏曲にリサイタルにとソロ活動でこの上ない集中力と自在感に富む演奏を展開。ソロはもとより、室内楽分野におけるこの活躍が、我が国の音楽界にさらに大きな刺激と影響をもたらすことを期待して奨励賞を贈る。