2016年9月26日
第3回「柴田南雄音楽評論賞」奨励賞は、仲辻真帆と新田 愛が受賞した。
同賞は、桐朋学園が運営し、音楽評論を社会に広め、音楽文化の質の向上に貢献することのできる音楽評論家を育てることを目標として、将来期待される個人に対し、その活動を顕彰し、または助成する賞金を授与することを趣旨としている。
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第3回「柴田南雄音楽評論賞」本賞
該当者なし
第3回「柴田南雄音楽評論賞」奨励賞
仲辻真帆:「優しき歌-柴⽥南雄と立原道造の『時間的建築』」
(柴田の初期の傑作「優しき歌」に焦点をあて、柴田の音楽のリリシズムと立原のポエジーを分析
した評論)
28歳 東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程 在学中
新田 愛:「柴田南雄のポストモダニズム」
(柴田の「ゆく河の流れは絶えずして」とシュニトケの「交響曲第1番」の比較を通して今日におけ
る多様式主義を明らかにしようとした論考)
21歳 愛知県立芸術大学 4年生