2016年1月31日
NHK交響楽団は、2016年に創立90周年を迎えたが、90周年記念企画として下記の3公演「特別演奏会」を開催する。
首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ、名誉音楽監督シャルル・デュトワ、そして名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットと、今N響ともっとも深い絆で結ばれた3人の世界的指揮者と共に、「今この指揮者で一番聴いてみたい」というプログラム。
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①マーラー「一千人の交響曲」
2016年9月8日(木)7:00pm NHKホール
マーラー:交響曲 第8番 「一千人の交響曲」
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
独唱・合唱:未定
②ビゼー「カルメン」<第1851回定期公演(Aプログラム)>
2016年12月9日(金)6:00pm、11日(日)3:00pm NHKホール
ビゼー:歌劇「カルメン」(全4幕・演奏会形式)
指揮:シャルル・デュトワ
独唱:ケイト・アルドリッチ(カルメン) ほか
合唱:新国立劇場合唱団、NHK東京児童合唱団
③ベートーヴェン「第9」演奏会
2016年12月21日(水)7:00pm、23日(金・祝)3:00pm、24日(土)3:00pm、25日(日)3:00pm NHKホール
ベートーヴェン:交響曲 第9番「合唱つき」
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
独唱:未定
合唱:東京オペラシンガーズ
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2016年1月30日
NHK BSプレミアムの「プレミアムシアター」で、ピエール・ブーレーズを偲んで「ピエール・ブーレーズ IN ルツェルン音楽祭」が、1月31日(日) 深夜24時20分~27時45分放映される。
フランスの現代作曲家であり、指揮者としても活躍したピエール・ブーレーズが、1月5日、90歳で逝去した。
今回は、現代音楽界の巨匠をしのんで、生前の彼を知る作曲家の野平一郎、藤倉大へのインタビューを交え、その活動を振り返る。
自身の作品を指揮した「ブーレーズ IN ルツェルン」、貴重な来日公演の記録「ブーレーズ指揮グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団演奏会」などが放映される。
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2016年1月28日
ニューヨーク・フィルハーモニックは、アラン・ギルバートに代わり、次期音楽監督にオランダ人指揮者のヤープ・バン・ズベーデン(55歳)を任命した。
ズヴェーデンは、アムステルダム出身。ジュリアード音楽院でヴァイオリンを学ぶ。1979年から1995年までアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサート・マスターを務める。その後指揮者に転向。
2008年からダラス交響楽団の音楽監督、2012年から香港フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督などを務めている。
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2016年1月26日
札幌交響楽団は、4月に、2人の指揮者、佐藤俊太郎と垣内悠希を「札幌交響楽団指揮者」として迎える。
佐藤俊太郎は、1972年生まれ、英国・王立音楽院に学び、英国、北欧などで実績をつんできた。
垣内悠希は、1978年生まれ、ウィーン国立音楽大学に学び、2011年ブザンソンコンクールに優勝。
共にヨーロッパできたえた実力と若い柔軟性を併せ持つ2名は、広大な北海道をフィールドに普及目的から教育活動までを行う、地理的にも内容的にも幅広い札響の活動の担い手として、4月からさまざまな演奏会を指揮する予定。
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2016年1月26日
2015年度第25回「青山音楽賞」は、毛利文香、上野星矢、周防亮介、山根一仁、青山賞に辻本 玲、藤木大地、バロックザール賞にヴェセリン・パラシュケヴォフ&村越知子が受賞した。
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【新人賞】
毛利文香(ヴァイオリン) 受賞公演:2015年4月18日(土) 開催
「毛利文香 ヴァイオリン リサイタル」
上野星矢(フルート) 受賞公演:2015年7月25日(土) 開催
「上野星矢 フルート リサイタル」
周防亮介(ヴァイオリン) 受賞公演:2015年8月29日(土) 開催
「周防亮介 ヴァイオリン リサイタル」
山根一仁(ヴァイオリン) 受賞公演:2015年 12月19日(土) 開催
「山根一仁 ヴァイオリン リサイタル」
【青山賞】
辻本 玲(チェロ) 受賞公演:2015年 10月10日(土) 開催
「辻本 玲 チェロ リサイタル」
藤木大地(カウンターテナー)受賞公演:2015年 11月7日(土) 開催
「藤木大地 カウンターテナー リサイタル」
【バロックザール賞】
ヴェセリン・パラシュケヴォフ(ヴァイオリン)
村越知子(ピアノ)
受賞公演:2015年 4月11日(土) 開催
「ヴェセリン・パラシュケヴォフ&村越知子 デュオリサイタル」
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2016年1月25日
第26回「新日鉄住金音楽賞」は、ピアニストの三浦友理枝(フレッシュアーティスト賞)とラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭事務局の山田正幸(特別賞)が受賞した。
第26回新日鉄住金音楽賞各賞の贈呈は、新日鐵住金において行う。また、別途、第26回新日鉄住金音楽賞受賞記念コンサートを、7月20日に紀尾井ホール(東京都千代田区紀尾井町)で開催する予定。
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「フレッシュアーティスト賞」 三浦友理枝(ピアノ)
【贈賞理由】
三浦友理枝さんは作品に対する誠実なアプローチのうちに、濃こまやかな表情を息づかせるピアニストである。その演奏は自然な息遣いの中に芳醇な味わいを感じさせ、とりわけ音色と響きに対する鋭敏なセンスには卓抜したものがある。昨年のラヴェルのピアノ作品全曲チクルスで示されたように、彼女のそうした美質は最近さらに深化をみせており、今後の一層の成熟を期待して今回の受賞者に決定した。(選考委員:寺西基之)
「特 別 賞」 山田 正幸(ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭 事務局 チーフ・プロデューサー)
【贈賞理由】
山田正幸さんは、1988年のオーケストラ・アンサンブル金沢創立時から同団エグゼクティヴ・プロデューサーとして音楽監督・岩城宏之さんを支え、同団発展の屋台骨として卓越した手腕を発揮してきた。定年退職後もラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭や各種オペラ公演などの企画・実行の核であり、また能楽、邦楽の人材を総合的な音楽シーンへ導くなど、金沢からのユニークかつ上質な文化発信の「顔」であり、まさに稀有な存在である。(選考委員:池辺晋一郎)
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2016年1月24日
オーストリア・グラーツ在住の指揮者の鬼原良尚(1987年生まれ)が、2月24日、すみだトリフォニーホールで、ウィーン楽友協会合唱団を指揮して、実質的な日本での指揮者デビューを果たす。
鬼原良尚は、東京芸術大学付属高校ピアノ科を卒業後、ウィーンとグラーツでピアノと指揮を学び、長らく小澤征爾のアシスタントなどを務めてきた。
これまで、第4回「若い指揮者のための合唱指揮コンクール」で優勝し、披露公演を指揮したことはあるが、今回が実質的日本デビューとなる。
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メンデルスゾーン:「わが祈りを聞きたまえ」
ブルックナー:「キリストはおのれを低くして」
ブルックナー:「王の旗は翻る」
ブルックナー:「アヴェ・マリア」
ガーディナー:「夕べの讃歌」
モーツァルト:レクイエム K.626(オルガン伴奏版)
指揮:鬼原良尚
合唱:ウィーン楽友協会合唱団(モーツァルト:レクイエム)
ソプラノ:松田奈緒美
アルト:金子美香
テノール:大槻孝志
バリトン:河野克典
オルガン:ロベルト・コヴァチ
会場:すみだトリフォニーホール
日時:2016年2月24日(水) 午後7時
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2016年1月20日
「抱腹絶倒!?東京交響楽団 ホルンで奏でる紅白歌合戦」が、1月27日(水)にミューザ川崎シンフォニーホールで開催される。
いつもは、クラシック音楽一辺倒の東京交響楽団のホルン奏者達が、紅白の二組に分かれ、この日ばかりは無礼講(?)で、歌謡曲の名曲で火花を散らすという企画。
白組キャプテンは上間善之(東京交響楽団首席ホルン奏者)、紅組キャプテンは大野雄太(東京交響楽団首席ホルン奏者)、ピアノは石井理恵、そして司会はチャーリー犬和田。このほか、豪華シークレット・ゲストが多数出演するというから楽しみだ。
ランチタイム(12時10分~)は、「~青春の新・三大○○~」と題して、「待つわ」「高校三年生」「木綿のハンカチーフ」ほか。このほか、クラシックの名曲も用意されている。
ナイトタイム(午後7時~)は、「~男と女の水曜だけど歌謡ショー~」と題して、「津軽海峡冬景色」「おふくろさん」「U.F.O.」「上を向いて歩こう」ほか。そして、日本のオーケストラ界を唸らせたアノ方も登場するという。
果たして、クラシックのホルン奏者たちが、歌謡曲の名曲をどう奏でるか、興味津々。
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2016年1月19日
「大阪4大オーケストラの響演」が、今年も4月24日にフェスティバルホールにおいて開催される。
この公演は「第54回大阪国際フェスティバル2016」の目玉企画の一つとして開催されるもので、出演者とスタッフを含めて、総勢700名近くが集合する。大阪交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団の4つのオーケストラが1曲ずつ演奏する。
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【日時】2016年4月24日(日) 午後5時開演 (午後4時40分から指揮者4名によるプレトーク)
【会場】フェスティバルホール
【出演・曲目】
<大阪交響楽団> 指揮 外山雄三
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「かるた遊び」
<大阪フィルハーモニー交響楽団> 指揮 井上道義
ラヴェル:ダフニスとクロエ 第2組曲
<関西フィルハーモニー管弦楽団> 指揮 飯守 泰次郎
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死
<日本センチュリー交響楽団> 指揮 飯森 範親
ベートーヴェン:交響曲 第5番 「運命」
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2016年1月06日
フランスの作曲家、指揮者のピエール・ブーレーズが死去した。享年90歳。
ピエール・ブーレーズは、パリ国立高等音楽院で学ぶ。フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)の創立者で初代所長。1976年、コレージュ・ド・フランス教授。1989年第1回高松宮殿下記念世界文化賞・音楽部門を受賞。2009年京都賞を受賞。
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