2016年3月04日
平成28年度(第27回)「五島記念文化賞」は、美術新人賞2名、オペラ新人賞2名の顕彰と5団体の公演に助成をすることを決定した。
贈呈式は平成28年4月14日にザ・キャピトルホテル東急ホテル(永田町)で開催。
<五島記念文化賞>
オペラ新人賞:高橋さやか(ソプラノ)
高橋 維(ソプラノ)
<オペラ公演助成>
札幌室内歌劇場 「雨情とひろとお月さま」(作曲:岩河朋子)
国立オペラ・カンパニー青いサカナ団 「海の青よりあおいもの」(作曲:神田慶一)
奈良市総合財団 「遣唐使物語」(作曲:中村 透)
びわ湖ホール 「森は生きている」(作曲:林 光)
日本オペラ振興会 「よさこい節」(作曲:原 嘉壽子)
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2016年3月02日
東京芸術大学は、ヴァイオリン奏者で音楽学部長の澤 和樹氏を新学長に選出したと発表した。
任期は4月1日から2022年3月末まで。
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2016年3月02日
第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞は、 チェロ部門が上森祥平、指揮部門が川瀬賢太郎が受賞した。
チェロの上森祥平は、東京藝術大学在学中に第66回日本音楽コンクール第1位入賞、併せて「松下賞」受賞。1998年東京藝術大学にて安宅賞受賞。1999年各地でデビューリサイタルを開催。 2001年渡独、ベルリン芸術大学に留学。2012年関西弦楽四重奏団を結成、大阪文化祭賞奨励賞及び、咲くやこの花賞(2016年2月)受賞。京都市芸術文化特別奨励者及び京都府文化賞奨励賞受賞。現在東京藝術大学、及び京都市立芸術大学非常勤講師。
指揮の川瀬賢太郎は、1984年東京生まれ。2007年東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲指揮専攻(指揮)を卒業。2006年10月に行われた「東京国際音楽コンクール<指揮>」において1位なしの2位(最高位)に入賞。現在、名古屋フィルハーモニー交響楽団指揮者。八王子ユース弦楽アンサンブル音楽監督。2014年4月より神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者就任。三重県いなべ市親善大使。2015年「渡邉暁雄音楽基金」音楽賞受賞、第64回神奈川文化賞未来賞を受賞。
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2016年2月29日
現代音楽の演奏家による第12回オルレアン国際ピアノコンクールの決勝が行われ、大瀧拓哉(28歳)が優勝した。
同コンクールは近現代に作曲された作品を対象とし、1994年から2年に1回開催されている。
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2016年2月26日
NHKは、NHK音楽祭特別企画ならびにNHK交響楽団創立90周年記念として、「N響CLASSICS×POPS with SPECIAL ARTISTS」を3月22日、NHKホールで開催する。
NHK交響楽団と音楽シーンをリードする豪華アーティストたちが夢のコラボレーションを繰り広げる。クラシックの名曲はもちろん、アーティスト自身の楽曲も、壮大なオーケストレーションで演奏される。
◇
日時:平成28年3月22日(火) 午後7時~9時
会場:NHKホール開場:午後6時
出演:黒柳徹子、椎名林檎、初音ミク、ほか
指揮:渡邊一正
管弦楽:NHK交響楽団
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2016年2月24日
2016年「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」 の公式プログラムが発表された。8月18日には、キッセイ文化ホール (長野県松本文化会館)で、サイトウ・キネン・オーケストラにより、オネゲル:交響曲 第3番「典礼風」(指揮:ファビオ・ルイージ)とブラームス:交響曲 第4番(指揮:小澤征爾)が演奏される。
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オネゲル:交響曲第3番「典礼風」
ブラームス:交響曲第4番
指揮: ファビオ・ルイージ(オネゲル)
小澤征爾(ブラームス)
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
会場:キッセイ文化ホール (長野県松本文化会館)
日時:8月18日 (木) 午後7時
8月22日 (月) 午後7時
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マーラー:交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
指揮: ファビオ・ルイージ
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
ソプラノ: 三宅 理恵
アルト: クリスティーン・ゴーキー
合唱: OMF合唱団、東京オペラシンガーズ
会場: キッセイ文化ホール (長野県松本文化会館)
日時: 8月19日(金) 午後7時
8月21日(日) 午後4時
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ラヴェル:歌劇「子どもと魔法」
演出: ディヴィッド・ニース
指揮: 小澤征爾
管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
会場: まつもと市民芸術館・主ホール
日時:9月6日(火) 午後7時
9月9日(金) 午後7時
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2016年2月21日
第17回「ホテルオークラ音楽賞」の受賞者は、崔 文洙(ヴァイオリン)と上野星矢氏(フルート)に決定した。
ヴァイオリンの崔 文洙は、1988年モスクワ音楽院に留学、ワレリー・クリモフ氏に師事。1998年小澤征爾氏に認められ新日本フィル入団、2000年より同楽団ソロ・コンサートマスター。ロシア伝統のヴァイオリン・メソードの日本における唯一の伝承者であり、その気品に満ちた芸術性は高く評価されている。
フルートの上野星矢は、1989年生まれ、東京都出身。東京藝術大学音楽学部に入学。第8回ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第1位。2009年よりパリに留学し、パリ国立高等音楽院を審査員満場一致の最優秀賞並びに審査員特別賞を受賞し卒業。現在はドイツ、フランス、アメリカ、日本を主な活動の中心としている。
なお、授賞式と演奏会が2016年2月27日(土)午後6時から開催される。
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2016年2月21日
作曲家・ピアニストの一柳 慧により2015年に創設された「一柳 慧 コンテンポラリー賞」(事務局:カメラータ・トウキョウ内)の第1回受賞者が、ピアノの大井浩明とソプラノの工藤あかねに決定した。
選考にあたっては、2015年11月中に受理した60件(56名)の応募作品について、一柳慧が厳正に審査を行い、パフォーマンス部門に応募された上記2名を選んだ。 応募作品の内訳は、作曲:35件、パフォーマンス:19件、執筆:6件。
ピアノの大井浩明は、京都市出身。独学でピアノを始めたのち、スイス連邦政府給費留学生ならびに文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルン芸術大学(スイス)に留学、ブルーノ・カニーノにピアノと室内楽を師事。同大学大学院ピアノ科ソリストディプロマ課程修了。朝日現代音楽賞(1993)、アリオン賞(1994)、青山音楽賞(1995)、村松賞(1996)、出光音楽賞(2001)、文化庁芸術祭賞(2006)、日本文化藝術賞(2007)等を受賞。
ソプラノの工藤あかねは、東京藝術大学卒業。日墺文化協会「フレッシュ・コンサート」最優秀賞、アテネ・オリンピック記念「国際ミトロプーロス声楽コンクール2003」日本代表。近年は身体表現を伴う先鋭的な作品に興味を持ち、シュトックハウゼン講習会で学ぶ。2011年のリサイタル「Secret Room」では、シュトックハウゼン「ティアクライス(十二宮)」にみずから振り付けをほどこし、同作に「踊るソプラノ版」という新たな解釈を拓いた。
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2016年2月21日
日本フィルハーモニー交響楽団は、BS日テレの看板番組「こころのうた」でお馴染みの混声合唱団「FORESTA(フォレスタ)」と共演する。
「フォレスタ」は、日本で生まれた歌を中心に抒情歌を歌い継いでいる数少ない合唱団。
「名曲は美しい風土に生まれ、名歌は時の流れに育まれてかけがえのない想い出に寄り添いながらいつまでも生き続けます。歌い継ぎ語り継ぎたい、素晴らしき詩と旋律 それは、歌のちから・・・日本のこころ」を基に、「フォレスタ」は若い歌声で歌い挙げる。
◇
【フォレスタ×日本フィル コンサート in 大阪】
指揮:現田茂夫
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
合唱:混声合唱団「FORESTA(フォレスタ)」
【男声】澤田 薫、榛葉樹人、横山慎吾、塩入功司、今井俊輔、川村章仁、大野 隆
【女声】内海万里子、上沼純子、白石佐和子、中安千晶、小笠原優子、吉田 静
【ピアノ】南雲 彩、吉野 翠、山元香那子
MC:石川 牧
会場:フェスティバルホール
日時:2016年3月30日(水) 午後6時
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2016年2月19日
マルタ・アルゲリッチが総監督を務め、5月1日から26日まで、大分県別府市を中心に開催される第18回「別府アルゲリッチ音楽祭」への広島交響楽団の出演が決定した。
メイン公演のひとつのオーケストラ・コンサート(5月7日公演)において、ショスタコーヴィチ「ピアノ協奏曲第1番」でアルゲリッチと共演する。
指揮は、広響第三代音楽監督で、アルゲリッチからの信任も厚い高関健。
◇
第18回「別府アルゲリッチ音楽祭」2016 アルゲリッチ ショスタコーヴィチを弾く〜オーケストラ・コンサート〜
【日時】2016年5月7日(土) 開演16:30 (開場16:00)
【会場】ビーコンプラザ・フィルハーモニアホール (大分県別府市)
【出演者】マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
辻本憲一(トランペット)
高関健(指揮)、
清水高師(ゲストコンサートマスター)
川本嘉子(ゲスト首席ヴィオラ奏者)
広島交響楽団(管弦楽)
【曲目(予定)】 ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲 第1番/ベートーヴェン:交響曲第7番
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