2016年1月26日
2015年度第25回「青山音楽賞」は、毛利文香、上野星矢、周防亮介、山根一仁、青山賞に辻本 玲、藤木大地、バロックザール賞にヴェセリン・パラシュケヴォフ&村越知子が受賞した。
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【新人賞】
毛利文香(ヴァイオリン) 受賞公演:2015年4月18日(土) 開催
「毛利文香 ヴァイオリン リサイタル」
上野星矢(フルート) 受賞公演:2015年7月25日(土) 開催
「上野星矢 フルート リサイタル」
周防亮介(ヴァイオリン) 受賞公演:2015年8月29日(土) 開催
「周防亮介 ヴァイオリン リサイタル」
山根一仁(ヴァイオリン) 受賞公演:2015年 12月19日(土) 開催
「山根一仁 ヴァイオリン リサイタル」
【青山賞】
辻本 玲(チェロ) 受賞公演:2015年 10月10日(土) 開催
「辻本 玲 チェロ リサイタル」
藤木大地(カウンターテナー)受賞公演:2015年 11月7日(土) 開催
「藤木大地 カウンターテナー リサイタル」
【バロックザール賞】
ヴェセリン・パラシュケヴォフ(ヴァイオリン)
村越知子(ピアノ)
受賞公演:2015年 4月11日(土) 開催
「ヴェセリン・パラシュケヴォフ&村越知子 デュオリサイタル」
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2016年1月25日
第26回「新日鉄住金音楽賞」は、ピアニストの三浦友理枝(フレッシュアーティスト賞)とラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭事務局の山田正幸(特別賞)が受賞した。
第26回新日鉄住金音楽賞各賞の贈呈は、新日鐵住金において行う。また、別途、第26回新日鉄住金音楽賞受賞記念コンサートを、7月20日に紀尾井ホール(東京都千代田区紀尾井町)で開催する予定。
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「フレッシュアーティスト賞」 三浦友理枝(ピアノ)
【贈賞理由】
三浦友理枝さんは作品に対する誠実なアプローチのうちに、濃こまやかな表情を息づかせるピアニストである。その演奏は自然な息遣いの中に芳醇な味わいを感じさせ、とりわけ音色と響きに対する鋭敏なセンスには卓抜したものがある。昨年のラヴェルのピアノ作品全曲チクルスで示されたように、彼女のそうした美質は最近さらに深化をみせており、今後の一層の成熟を期待して今回の受賞者に決定した。(選考委員:寺西基之)
「特 別 賞」 山田 正幸(ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭 事務局 チーフ・プロデューサー)
【贈賞理由】
山田正幸さんは、1988年のオーケストラ・アンサンブル金沢創立時から同団エグゼクティヴ・プロデューサーとして音楽監督・岩城宏之さんを支え、同団発展の屋台骨として卓越した手腕を発揮してきた。定年退職後もラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭や各種オペラ公演などの企画・実行の核であり、また能楽、邦楽の人材を総合的な音楽シーンへ導くなど、金沢からのユニークかつ上質な文化発信の「顔」であり、まさに稀有な存在である。(選考委員:池辺晋一郎)
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2016年1月24日
オーストリア・グラーツ在住の指揮者の鬼原良尚(1987年生まれ)が、2月24日、すみだトリフォニーホールで、ウィーン楽友協会合唱団を指揮して、実質的な日本での指揮者デビューを果たす。
鬼原良尚は、東京芸術大学付属高校ピアノ科を卒業後、ウィーンとグラーツでピアノと指揮を学び、長らく小澤征爾のアシスタントなどを務めてきた。
これまで、第4回「若い指揮者のための合唱指揮コンクール」で優勝し、披露公演を指揮したことはあるが、今回が実質的日本デビューとなる。
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メンデルスゾーン:「わが祈りを聞きたまえ」
ブルックナー:「キリストはおのれを低くして」
ブルックナー:「王の旗は翻る」
ブルックナー:「アヴェ・マリア」
ガーディナー:「夕べの讃歌」
モーツァルト:レクイエム K.626(オルガン伴奏版)
指揮:鬼原良尚
合唱:ウィーン楽友協会合唱団(モーツァルト:レクイエム)
ソプラノ:松田奈緒美
アルト:金子美香
テノール:大槻孝志
バリトン:河野克典
オルガン:ロベルト・コヴァチ
会場:すみだトリフォニーホール
日時:2016年2月24日(水) 午後7時
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2016年1月20日
「抱腹絶倒!?東京交響楽団 ホルンで奏でる紅白歌合戦」が、1月27日(水)にミューザ川崎シンフォニーホールで開催される。
いつもは、クラシック音楽一辺倒の東京交響楽団のホルン奏者達が、紅白の二組に分かれ、この日ばかりは無礼講(?)で、歌謡曲の名曲で火花を散らすという企画。
白組キャプテンは上間善之(東京交響楽団首席ホルン奏者)、紅組キャプテンは大野雄太(東京交響楽団首席ホルン奏者)、ピアノは石井理恵、そして司会はチャーリー犬和田。このほか、豪華シークレット・ゲストが多数出演するというから楽しみだ。
ランチタイム(12時10分~)は、「~青春の新・三大○○~」と題して、「待つわ」「高校三年生」「木綿のハンカチーフ」ほか。このほか、クラシックの名曲も用意されている。
ナイトタイム(午後7時~)は、「~男と女の水曜だけど歌謡ショー~」と題して、「津軽海峡冬景色」「おふくろさん」「U.F.O.」「上を向いて歩こう」ほか。そして、日本のオーケストラ界を唸らせたアノ方も登場するという。
果たして、クラシックのホルン奏者たちが、歌謡曲の名曲をどう奏でるか、興味津々。
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2016年1月19日
「大阪4大オーケストラの響演」が、今年も4月24日にフェスティバルホールにおいて開催される。
この公演は「第54回大阪国際フェスティバル2016」の目玉企画の一つとして開催されるもので、出演者とスタッフを含めて、総勢700名近くが集合する。大阪交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団の4つのオーケストラが1曲ずつ演奏する。
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【日時】2016年4月24日(日) 午後5時開演 (午後4時40分から指揮者4名によるプレトーク)
【会場】フェスティバルホール
【出演・曲目】
<大阪交響楽団> 指揮 外山雄三
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「かるた遊び」
<大阪フィルハーモニー交響楽団> 指揮 井上道義
ラヴェル:ダフニスとクロエ 第2組曲
<関西フィルハーモニー管弦楽団> 指揮 飯守 泰次郎
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死
<日本センチュリー交響楽団> 指揮 飯森 範親
ベートーヴェン:交響曲 第5番 「運命」
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2016年1月06日
フランスの作曲家、指揮者のピエール・ブーレーズが死去した。享年90歳。
ピエール・ブーレーズは、パリ国立高等音楽院で学ぶ。フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)の創立者で初代所長。1976年、コレージュ・ド・フランス教授。1989年第1回高松宮殿下記念世界文化賞・音楽部門を受賞。2009年京都賞を受賞。
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2016年1月06日
福島市を拠点に活動し、県内の中学、高校生約50人でつくる「福島青年管弦楽団」は、3月26日~4月5日、米国ボストンでコンサートを開く。
同楽団の海外公演は2014(平成26)年4月の英国ロンドンに続き2度目。
同楽団は、英国の演奏家有志でつくる慈善団体「Keys of Change(キーズ・オブ・チェンジ)」の呼びかけで2014年に発足した。
同団体は世界各地の紛争地域や大規模災害の被災地に音楽を届けており、東日本大震災後には日本でも活動を開始。県内でこれまで、福島市の中学生や浜通りの中高生らと共演してきた。
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2016年1月05日
東京交響楽団は、今年10月、創立70周年を記念して欧州5カ国で公演を行う。
公演は、10月20日〜27日の日程で、ウィーン楽友協会大ホールや、ポーランド・ブロツワフの国際音楽フォーラムなど、計5都市で開催。
曲目は、ショスタコービチ「交響曲第10番」や、武満徹「弦楽のためのレクイエム」など。
指揮は、音楽監督のジョナサン・ノットが務める。
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2016年1月05日
2015年度「朝日賞」を指揮者の大野和士が受賞した。
大野和士は、1960年東京都生まれ。ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)音楽監督、仏国立リヨン歌劇場首席指揮者などを歴任。2006年仏批評家大賞・ヨーロッパ大賞。2010年恩賜賞・日本芸術院賞、文化功労者。2015年東京都交響楽団の音楽監督に就任した。
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2016年1月05日
映画「タイタニック」のシネマ・コンサートが、東京と大阪で開催される。
大スクリーンでの映画上映に加え、オーケストラ&アイリッシュバンドの生演奏による音楽(作曲:ジェームズ・ホーナー)、そしてグラミー賞も受賞した主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が歌われる。
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上映作品:「タイタニック」
言語:英語(日本語字幕付き)
作曲:ジェームズ・ホーナー
指揮:ニール・トムソン
演奏:関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪公演)
東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)
アイリッシュバンド、ボーカル、コーラス
<大阪公演>
日時:2016年4月5日 (火) 開演 18:30
2016年4月6日 (水) 開演 18:30
会場:フェスティバルホール
<東京公演>
日時:2016年4月10日 (日) 開演 15:00
会場:東京国際フォーラム ホールA
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