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2015年9月11日

◆第27回「高松宮殿下記念世界文化賞」、ピアニストの内田光子が受賞


 第27回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞者が発表され、音楽部門においてピアニストの内田光子が受賞した。

 内田光子は、1948年12月20日、静岡県熱海市生まれ(イギリス国籍)。1961年、12歳のときに外交官の父に同行してオーストリアに渡り、ウィーン音楽院でリヒャルト・ハウザーに師事。家族が引き揚げた後もウィーンにとどまり、数々の音楽コンクールで受賞を重ね、1972年、ロンドンに移住。その演奏は、集中力と安定感、幅広い強弱の変化が特徴で、譜面を通して作曲家と心の“会話”を交わして得た独特の解釈を全身で表現する。マールボロ音楽祭芸術監督を務めるなど若手音楽家の育成にも尽力。今年11月には、サントリーホールで2年ぶりのリサイタルを開く。

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