2015年9月08日
読売日本交響楽団は、2010年から常任指揮者を務めるシルヴァン・カンブルランの任期(1期3年)を2019年3月まで延長すると発表した。今回の任期は3期目で、2016年4月からスタートする。
カンブルランは、今回3月の欧州ツアーで、メシアンの「トゥーランガリラ交響曲」などを披露。本場の聴衆や批評家・音楽関係者からも絶賛され、12年ぶりの欧州ツアーを成功させた。
カンブルランは、1948年、フランス・アミアン生まれ。81年から91年までブリュッセルのベルギー王立モネ歌劇場の音楽監督、93年から97年までフランクフルト歌劇場の音楽総監督、99年から2011年7月までバーデンバーデン&フライブルクSWR(南西ドイツ放送)交響楽団の首席指揮者を務めた。2012年9月からシュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督。