2015年9月25日
2015年はスクリャービン没後100年に当たるが、これを記念してベテランから俊英まで、第一線で活躍している10人の日本人ピアニストが一堂に会し、ピアノソナタ全10曲を一気に披露するという意欲的なコンサートが10月4日、小金井 宮地楽器ホールで開催される。
スクリャービン(1872年―1915年)は、ロシアの作曲家兼ピアニスト。かつて、スクリャービンは一過性の存在の作曲家であると考えられていたが、現在では、スクリャービンの影響は国際的な広がりを見せ、音楽史上重要な作曲家の一人と考えられるようになってきている。スクリャービンは10曲のピアノソナタを残したが、ベートーヴェン以降、独自の世界のピアノソナタを開拓した一人にも数えられている。
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~スクリャービン没後100年 ピアノ・ソナタ全曲演奏会~
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第1番 (演奏:西尾真実)
第2番「幻想ソナタ」 (演奏:志村泉)
第3番 (演奏:村上弦一郎)
第4番 (演奏:船橋泉乃)
第5番 (演奏:田中正也)
第6番 (演奏:太田由美子)
第7番「白ミサ」 (演奏:矢澤一彦)
第8番 (演奏:中野孝紀)
第9番 「黒ミサ」 (演奏:岡田敦子)
第10番 (演奏:松山元)
会場 : 小金井 宮地楽器ホール (小金井市民交流センター)
日時:2015年10月4日(日) 午後4時30分