2011年4月17日
米国五大オーケストラの一つのフィラデルフィア管弦楽団は、2011年4月16日、米経済低迷の中で収入が大きく落ち込んだことから、連邦倒産法第11章の適用を申請することを明らかにした(ウィキペディア)。
フィラデルフィア管弦楽団は、1900年に創設され、1912年に首席指揮者となったレオポルド・ストコフスキーによって、高い水準のオーケストラとして世界的に名が知られるようになった。
以後、ユージン・オーマンディが、1936年から首席指揮者に、さらに1939年からは音楽監督に就任し、42年にわたって同管弦楽団を統率、米国五大オーケストラの一つと言われるまでになった。
2008年からは、シャルル・デュトワが首席指揮者兼芸術顧問に就任し、2012年のシーズンからはヤニック・ネゼ=セガンが音楽監督に就任することが発表されていた。