クラシック音楽 ニュース


バックナンバー 2011年4月25日

2011年4月25日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011(東京)、新たな有料公演を発表


 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011(東京)は、既に「復興支援コンサート」として発表してある特別コンサートを、東京国際フォーラムホールCに会場を変更して実施すると発表した。

 今回は、東日本大震災の復興支援を目的とし開催するもので、会場内には、東日本大震災の義援金 募金箱を設置するとともに、音楽祭の売上の一部とあわせて、被災地の復興資金として東京都を通じて寄付することになっている。

 なお、今回新たに同音楽祭の有料公演プログラムが発表された。ヨーロッパからも100人以上のアーティストたちが来日し、東京国際フォーラムのホールC、ホールD7、G402、G409、よみうりホールにおいて、後期ロマン派の巨匠たちの名曲を90公演行うことになった。新プログラムは4月27日午前10時より、チケットぴあで発売する。

 なお、近く、展示ホールキオスク、地上広場キオスク、マスタークラス、講演会のスケジュールなども発表されることになっている。

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2011年4月25日

イタリアのテノール歌手のビンチェンツォ・ラ・スコーラ氏が死去


 イタリアのテノール歌手のビンチェンツォ・ラ・スコーラ氏が2011年4月15日、滞在先のトルコで心筋梗塞(こうそく)のため死去した。53歳。

 スコーラ氏は、1958年、南部シチリア島パレルモ生まれ。1982年、アレッサドロ・ツィリアーノ賞を受賞。1983年年からプロのオペラ歌手として舞台に立った。プッチーニやベルディのオペラ作品を得意とし、国際的に活躍。「ポスト3大テノール」の一人として高く評価されていた。2004年からパルマのヴェルディ・トヌカニーニ学校で後進の指導にも当っていた。

 フィレンツェ歌劇場公演やサントリーホールの企画公演、東京都交響楽団との共演などで、しばしば来日し、日本の聴衆にも広く愛されていた。

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