2016年4月12日
広島交響楽団は、2017年度から下野竜也が音楽総監督に就任することを正式に発表した。
同時に、ウィーン・フィルのコンサートマスターであるフォルクハルト・シュトイデが、同楽団のミュージックパートナーに就任した。
指揮の下野竜也(1969年生まれ)は、鹿児島市出身。桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で指揮を学ぶ。イタリアキジアーナ音楽院指揮科ディプロマ取得。1999年文化庁派遣芸術家在外研修員に選ばれ、ウィーン国立音楽大学に留学。2000年東京国際音楽コンクール優勝。2001年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。2013年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。現在、読売日本交響楽団首席客演指揮者、京都市交響楽団客演常任指揮者、広島ウインドオーケストラ音楽監督、上野学園大学教授。2017年4月から広島交響楽団音楽総監督に就任予定。
ヴァイオリンのフォルクハルト・シュトイデ(1971年生まれ)は、独ライプツィヒ出身。ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを専攻。1993年グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラのコンサートマスターに就任。1994年、弱冠23歳でウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任。現在、ウィーン・フィルのコンサートマスターを務める。ウィーン・フィルのメンバーにより結成されたウィーン・ヴィルトゥオーゼンのリーダーを2001年より務め、2002年には、ウィーン・フィルのメンバーによるシュトイデ弦楽四重奏団を結成した。