2017年6月07日
チェコ出身の指揮者イルジー・ビエロフラーヴェクが、5月31日死去した。享年71歳。1985年より日本フィルハーモニー交響楽団の首席客演指揮者を務めた
1977年プラハ交響楽団首席指揮者。1990年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督兼首席指揮者。2006年からBBC交響楽団の首席指揮者を務めていたが、2012年チェコ・フィルの首席指揮者に返り咲いた。
日本フィルとはビエロフラーヴェクが28歳の1974年4月に初共演し、マルティヌーの交響曲の日本初演をするなど、母国チェコの音楽を日本に広く紹介した。また、2006年日本フィル創立50周年の東京定期演奏会での「わが祖国」は、名演として語り継がれてきた。