2017年7月25日
2017年7月10日~15日にかけて、ポーランドのラドムのクシシュトフ・ペンデレツキ記念ホールで開催された、第1回「オーディテ(Audite)国際指揮者コンクール」において、林 直之が第3位に入賞した。同時に、コンペティション公式オーケストラであるラドム室内管弦楽団の楽団員の投票により最高得点を獲得して最優秀オーケストラ賞を授与された。
同コンクールは、ロシアの巨匠指揮者ユーリ・シモノフの後援を得て、審査委員長のイングリッシュ・クラシカル・プレイヤーズ芸術監督兼首席指揮者ジョナサン・ブレットの下、ポーランド中部の都市ラドムにおいて開催された。
全世界からの応募の中からビデオ審査を通過した39名、そしてファイナルラウンド6名で審査が行われた。
林 直之は広島市出身。京都大学工学部物理工学科中退の後、東京芸術大学音楽学部指揮科に入学。2011年東京芸術大学音楽学部指揮科を卒業。2015年高関健、広上淳一、下野竜也の各氏の下で研鑽を積む。同年12月、神奈川県民ホール開館40周年記念-神奈川県民ホールオペラシリーズ2015、黛敏郎作曲「金閣寺」(指揮/下野竜也、管弦楽/神奈川フィルハーモニー管弦楽団)において、副指揮を務めた。