2018年1月24日
第28回「新日鉄住金音楽賞」は、ハープの景山梨乃がフレッシュアーティスト賞を受賞した。特別賞は該当者はなし。
<贈賞理由>景山梨乃は、ラスキーヌ、インディアナUSAの両コンクール入賞を経て、2016年のミュンヘンARD国際音楽コンクールでも第3位となったように、世界最高の水準にあるハーピスト。また、輝かしい音色、柔軟な音楽性などの秀でた才能に併せ、ソリスト、室内楽奏者、さらにはオーケストラの正団員として幅広く活躍していることから、ハープの魅力と可能性を今後長きにわたり知らしめてくれるアーティストとして期待され、受賞となった。
ハープの景山梨乃は、埼玉県所沢市出身。2002年「リリーラスキーヌ国際ハープコンクール」ジュニア部門第3位。2005年「大阪国際音楽コンクール」弦楽器部門高校の部第3位。2006年第18回「日本ハープコンクール」アドヴァンス部門第1位。2007年日比谷松尾ホールにて初リサイタル。2008年パリで行われた「リリーラスキーヌ国際ハープコンクール」で最高位(1位なしの2位)、併せて新曲演奏の特別賞を受賞。 現在、東京交響楽団首席ハープ奏者。
受賞記念コンサートは、平成30(2018)年7月17日(火)に紀尾井ホールで開催される。