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2026年2月20日

◆ギタリストの山下和仁が死去(享年64歳)


 ギタリストの山下和仁が死去した。享年64歳。

 山下和仁(1961年3月25日―2026年1月24日)は、長崎市出身。幼い頃から父山下亨にギターを学ぶ。16歳の時に「ラミレス」(スペイン)、「アレッサンドリア国際」(イタリア)、「パリ国際」(フランス)の世界三主要ギター・コンクールにいずれも史上最年少で1位となる。通常のクラシック・ギターのレパートリーのみならず、超絶技巧を駆使したオーケストラ作品の編曲でも知られ、ヴィヴァルディ「四季」(ジャズギタリストであるラリー・コリエルとのデュオ)、ストラヴィンスキー「火の鳥」、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータや無伴奏チェロ組曲、リストの「ハンガリー狂詩曲第2番」などをギター独奏に編曲、特にムソルグスキーの「展覧会の絵」(ドイツ・レコード賞受賞)の全曲演奏が知られている。1979年4月、長崎大学工学部材料工学科に入学。専門課程進学時に経済学部へ転籍し、1984年3月卒業。1979年、スペインの日本大使館公邸での天皇誕生日レセプションにエミリア夫人同伴で招待されたアンドレス・セゴビアは、スピーチにて「日本には、パリ国際コンクールに最年少で優勝した、将来が非常に有望な天才少年がいる」と山下を賞賛した。

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