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2026年3月21日

◆ハンガリーのピアニスト・指揮者、タマーシュ・ヴァーシャーリが死去(享年92歳)


 ハンガリーのピアニスト・指揮者、タマーシュ・ヴァーシャーリが死去した。享年92歳。

 タマーシュ・ヴァーシャーリ(1933年8月11日―2026年2月5日)は、ハンガリー第2の都市デブレツェン出身(スイス国籍)。ブダペストのリスト音楽アカデミーでエルンスト・フォン・ドホナーニらに師事し、その後は母校でゾルターン・コダーイの助手を務める。1948年ブダペストの「リスト国際コンクール」優勝。1956年に両親の国外追放によりハンガリーを出国し、ベルギーを経てスイスに移住。1960年と1961年に、西欧の主要な都市でデビューを果たす。その後、ロンドンに定住。ピアニストとして、ロマン派音楽を中心に、ドイツ・グラモフォン・レーベルに数多くの録音を遺しており、とりわけショパンやリスト、さらにラフマニノフのピアノ協奏曲全集などが名高い。ノーザン・シンフォニアの音楽監督、ボーンマス・シンフォニエッタの首席指揮者を務め、その他のイギリスやアメリカ合衆国のオーケストラにもピアニストや指揮者として共演した。また、ハンガリーに里帰りして、ブダペスト交響楽団とベートーヴェンやシューベルトの交響曲の全曲録音に取り組んだ。

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