クラシック音楽 ニュース


2015年8月13日

◆南米ベネズエラの青少年音楽教育システム「エル・システマ」のオーケストラ、11月初来日

  南米ベネズエラの青少年音楽教育システム「エル・システマ」で音楽を学ぶ、16〜25歳のメンバーで編成さる「テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ(TCYO)」が、「エル・システマ」創設40周年を記念して初来日する。この日本ツアーに合わせて、11月22日には、「エル・システマジャパン」の活動に熱心に取り組む福島県相馬市民会館(相馬市中村字北町51-1)で演奏会が開催される。

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~「テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ(TCYO)」相馬公演~

R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(ピアノ:小曽根 真)
R.シュトラウス: 交響詩「英雄の生涯」

指揮:クリスティアン・バスケス

管弦楽:テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

ピアノ:小曽根 真

会場:福島県相馬市民会館(相馬市中村字北町51-1)

日時:2015年11月22日(日) 午後7時30分

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 「エル・システマ」は、1975年にホセ・アントニオ・アブレウ博士によって創設されたベネズエラの青少年音楽教育システム。「TCYO」は、エル・システマで学ぶ子どもたちで組織され、2007年に活動をスタートし、現在では、16~25歳の精鋭気鋭な約165名で活動している。

 青少年音楽教育システム「エル・システマ」は、貧困などによりおこる犯罪や暴力などから子どもたちを守り、家庭の経済状況に関わらず無償で音楽教育が受けられる。この開かれた芸術活動と教育理念は、ベネズエラ国内に大きく広がり、現在40万人の子どもたちが「エル・システマ」で音楽を学んでいる。また、海外にも広がり、現在まで50以上の国・地域でも活動が行われている。

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