クラシック音楽 ニュース


2019年3月01日

◆指揮者のアンドレ・プレヴィン、死去(享年89歳)

 クラシック、映画音楽、ジャズなど幅広いジャンルで活躍した指揮者、作曲家、ピアニストのアンドレ・プレヴィンが2月28日、米ニューヨークの自宅で死去した。享年89歳。

 アンドレ・プレヴィンは、1929年、ベルリン生まれ。1956年、ドラマーのシェリー・マンとミュージカル「マイ・フェア・レディ」の楽曲をアレンジしたジャズアルバムを出し、大ヒット。映画化されたときも音楽を担当し、アカデミー賞を受賞した。その後、クラシックに活動の軸を移した。

 ロンドン交響楽団などの首席指揮者を務め、1998年にはテネシー・ウィリアムズの戯曲に基づくオペラ「欲望という名の電車」を作曲、日本でも上演された。2009年から12年まで、NHK交響楽団の首席客演指揮者に迎えられた。

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