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2012年3月09日

◆ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全10曲を1日で演奏する初の演奏会が東京文化会館で3月17日開催

 ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全10曲を、2公演(午後2時/午後6時)に分けて、1日で演奏するという、初の演奏会が2012年3月17日(土)、東京文化会館小ホールで行われる。演奏するのは、ヴァイオリン漆原啓子とピアノ練木繁夫のコンビ。

 二人は、昨年3年越しとなる「ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ全集」のレコーディングを完成させたばかり。この二人により、突き詰められた完成度の高い演奏が、1日で聴くことができる演奏会は、注目を集めそうだ。

 漆原啓子は3年前に、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全10曲を3日で演奏した経験を持つが、1日は初めての試みとなる。作品順に聴くことにより、第1~3番が1セットであったり、第4番&第5番がもともとはセットで出版される予定だったことが分るという。

 また、インターネットラジオ「OTTAVA」のサイト上で、同公演の映像が生中継される“ライブビューイング”も行われることになっている。この映像は、生中継後2カ月ほどオンデマンドで試聴できる。映像付き中継は、インターネットラジオ「OTTAVA」にとっても新しい試み。

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